新連載「TVを消して本を読め!」
「翻訳ミステリー大賞シンジケート」サイトでも、月イチ連載を始めさせていただきました。
毎度お馴染みアメリカのテレビと映画の話ですが、こちらは毎回推理小説と話題がリンクすることになっております。一つよろしく~。(^_^)
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![]() | S-Fマガジン 2009年 12月号
早川書房 |
![]() | 月刊 COMIC (コミック) リュウ 2009年 12月号
徳間書店 |
新連載のお知らせです。
まずは、「S-Fマガジン」で先月から始まった「堺三保のアメリカンゴシップ」。
アメリカの映画やテレビからコミックスやイベントまで、SFやファンタジーに関連した最新の話題を取り上げていく予定です。
もう一本は、「Comicリュウ」で今月から始まった「堺三保のオタクおいどん テレビザッピング」。
正確には新連載というより連載の模様替えなんですけど、こちらは、SFに限らずミステリやコメディまでありとあらゆるアメリカのテレビドラマについて、話題の作品を取り上げていくつもりです。
もちろん、引き続き水玉螢之丞さんが愉快なイラスト、つうか、似顔絵(^_^;を描いてくださってます。
似ているようでちょっとずつ違う連載2つ。御用とお急ぎでない方は、チェックしてやってください。
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![]() | フロム・ヘル(上)
アラン・ムーア(作) |
![]() | フロム・ヘル(下)
アラン・ムーア(作) |
twitterに目移りしてしまって、ずいぶん放置中でした>ブログ。
ついでに、連載エッセイには書いてますが、今期は休学して日本にいたりします。復学は来年の予定。あと一学期なんで、なんとかもう一踏ん張りしたいと思ってます。
さて、アラン・ムーア畢生の大作コミック、ついに翻訳版が出てます!
上下巻2巻組で5460円也!
つっても、わたしゃ家に籠もって仕事してたんで、本屋に行けてないので現物は見てないんですが。(^_^;
19世紀末ロンドンを舞台に、かの有名な切り裂きジャック事件の真相を、徹底的な調査のうえに描きつつ、その上に、当時の社会情勢をきっちりと描き込み、さらにはフィクションならではのアクロバティックかつファンタジックな手法で、20世紀にまで至る現代文明批評まで盛り込んでみせた超意欲作であり、怪作。
エディ・キャンベルによる絵(いわゆるアメコミの絵とも全然違う、どちらかというと『ガロ』風のタッチの白黒画)がとにかく馴染みにくい上に、あまりにも情報量の多い文章に、取っつきが悪いというか、読み進むのには日本語でも苦労するとは思いますが、その苦労に見合うだけの衝撃に満ちた傑作であります。
アラン・ムーアと聞けばピンとくるアメコミ・ファンはもちろん、切り裂きジャックと聞くとむらむらっとくるホラー・ファンや、19世紀末ロンドンと聞くと『ドラキュラ』と『ホームズ』の生まれた時代と思う歴史ミステリ・ファン、さらには、「この世ならぬモノ」が透けて見えるさまを感じたいファンタジーファンまで、奇書を好むすべての好事家におすすめの1作です。
もちろん、SFファンも、こういう奇書をこそ愛でないと! てか、実はクライマックスで、グラッと現実が揺らぐようなSF/ファンタジー的な瞬間があったりするしね。
それにしても、こんな大変なモノを本当に翻訳出版したみすず書房と訳者の柳下さんに感謝!
ま、とにかく、食べず嫌いしないで、まずは読んで、ってことで。
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あいかわらず放置気味ですんません。
例によってジタバタあえいでるもんで、なかなか長文が書けなくて。
というような言い訳をしつつ、twitterに手を出してみました。
IDは以下の通りです。
それこそたいしたことは書かないだろうし、アメリカ人の友達向けにときどき英語で書いたりもするので、読みにくいとは思いますが、よければフォローしてやってください。
それにしても、確かにやってみるとけっこうおもしろいですね>twitter。
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今日は「映像表現」の授業があったり、どうしても書き上げないとまずい宿題があったりしたんで、結局見た映画は「静かなる男」と「捜索者」の2本だけ。今日は、さすがに土曜日ということもあってか、けっこう人が入ってて、反応も良く、映画館で見てる感じが出ててとても良かったです。
「静かなる男」
アイルランドの田舎町に、アメリカから引っ越してきた男と、地元の娘の結婚騒動という、ものすごく他愛のない夢物語なんですが、何度見てもほのぼのとして心地よいのでありました。
カラーの発色が素晴らしくいいプリントだったのも良かったです。アイルランドの自然がとにかくきれい。
「捜索者」
「静かなる男」と同じ監督の作品とは思えないくらい厳しい話。ラストで一人立ち去るジョン・ウェインの後ろ姿が良い、というのは、もう何百回と誰もが言ってることではありますが、まあ、良いものは良い。
今回、この映画を大画面で、しかもフィルム上映で見ることができたのが、一番の収穫だと思います。いやー、すげえわ、この絵は。
モニュメント・ヴァレーを馬で走っていくところとか、バッファローの群れとか、今までテレビの画面で何度も見ていた印象が一新されました。
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いろいろと〆切が押しているのですが、劇場の大スクリーンでジョン・ウェインの映画を見る機会なんて、そうそうないので、ムリして出かけてきました。
まずは、「駅馬車」の上映前に簡単な前説と、ジョン・ウェインの足跡を辿った短篇ドキュメンタリー映画の上映がありました。
この短篇が、生前のスチルとインタビューで構成されてて、映画からの抜粋はほとんどないんですけど、すごくよくまとまってて、とてもよかったです。
USCでの基金集め集会でのボブ・ホープとの掛け合いとか、「勇気ある追跡」でアカデミー賞を受賞したときの様子とか、貴重な映像満載でした。
「駅馬車」1939年公開作品。
あまりにも有名な若きジョン・ウェイン最初のヒット作。14作ある、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演作品の、記念すべき1作目でもあります。
前から良いプリントで見てみたかったんですよね。アメリカでも35ミリフィルムの良いプリントは少ないということで、今回はUCLAのアーカイブから特別に借りてきたんだとか。テレビでしか見たことなかったので、もう劇場で見てるだけで嬉しかったです。
でも、映画自体は、印象的な場面はいっぱいあるけど、実は構成的には散漫な印象があるんですよね。いや、いわゆる「ロードムービー」の一種だから、しかたないんですけど。
「赤い河」1948年公開作品。
「駅馬車」は確かにウェインの最初の当たり役かもしれませんが、その後の映画人生を決定づけたのは、何と言ってもこの「赤い河」でしょう(先生による前説では、この作品と翌年公開された「硫黄島の砂」が、ウェインのスタートしての人気を決定的にしたんだそうです)。
単なるヒーローじゃなくて、頑固すぎて間違いも犯してしまう、行きすぎた信念と行動の男という、この映画の役柄に、本人もはまりこんでいってしまった感があります。
でも、だからこそ、タカ派過ぎる言動も、ある程度許されちゃうという、得な立ち位置(そんな言い方されたら本人は不本意でしょうが)を得たのも事実かも。
ともあれ、 後年の「捜索者」の主人公と共に、ある意味で「アンチ・ヒーロー」的でもあるジョン・ウェインの主人公像の頂点の一つと言えるでしょう。
これも、そののちウェインと何度も映画を撮ることになるハワード・ホークス監督との第1作というわけで、そういう意味でも記念すべき作品だと言えます。
こちらは、「駅馬車」以上にプリントの状態が良くて、一万頭の牛をテキサスからミズーリまで輸送するという壮大なストーリーを、クリアな音と映像で堪能しました。
結論としては、やっぱ、西部劇は大きなスクリーンで、広大な大平原の映像を楽しむべきですだってことで。2本ともテレビ放送やDVDで何度も見てるんですが、今回は今まで以上に楽しめました。
あー、明日、明後日も楽しみ~。(^_^)
ちなみに、日曜からは、学内のドヒーニー図書館で関連企画として、ポスター類などジョン・ウェイン関係の資料が公開されるそうなので、機会を見つけてそちらも見てこようと思います。しばらくはデューク(ジョン・ウェインの愛称)づくしってことで。

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要約すると以下のような感じです。
・現在、ピクサーで「火星シリーズ」映画版の製作が進行中。
・でも、フルアニメか実写が混じるのかはまだ未公表。
・監督のアンドリュー・スタントン(WALL*Eの監督)がシナリオ執筆中。
・原作の筋に忠実なのではなく、監督の記憶の中の「火星シリーズ」に忠実に。
・フラゼッタのイラストの雰囲気はもう古いので、もっと新しいイメージを構想中。
うーん、どういう作品になるんでしょうねえ?
つうか、1作でどこまで映像化しちゃうつもりなんだろう。続編とか三部作とかの構想は、あるのかなあ?
まあ、今までずっと企画が二転三転してはダメになってたんだから、映像化されるだけでもヨシとすべきかもしれませんが。しかもピクサーだから、たぶんヒットはまちがいなし。
映画が完成して公開が決まったあかつきには、原作バンバン増刷しないと!>創元。
ちなみに、今、アメリカじゃ「火星のジョン・カーター(John Carter Of Mars)」がシリーズの通しタイトルなんすね。さっき、amazonで検索して知りましたけど。(^_^;
というわけで、写真は1枚目が現行のアメリカ版の表紙、2枚目が有名なフランク・フラゼッタによる「火星のプリンセス」、3枚目が我らが武部本一郎による日本版の表紙。
でも、記事の調子だと、フラゼッタはもちろん、日本版の画とも全然違う雰囲気になるんでしょうねえ。コミカルなデフォルメというか、子供向きな絵柄にはしてほしくないけどなあ。
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![]() | S-Fマガジン 2008年11月号
早川書房 |
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新番組「メンタリスト(読心術師)」を見ました。
元いんちきサイキックで今はFBIのコンサルタントをしている男が主人公のミステリで、全然ファンタジーでもホラーでもなかったのが、ちょっと残念。
前にも書きましたが、いんちきサイキックが主人公のミステリというと、すでに「サイキ」という番組が放送されてるんですけど、あっちがものすごく軽いコメディなのと比べて、こちらはどシリアス。
なんせ、主人公の過去が重い。
テレビに出演したりして稼いでるインチキ霊媒だった主人公は、テレビでつい「今、警察の捜査に協力して、連続殺人犯を追っている」なんて与太をとばしちゃったもんで、その犯人を怒らせ、留守中に奥さんと子供を殺されてしまっているのです。
それ以降、霊媒仕事がインチキだったことを明かし、なおかつ、抜群の観察力を生かして犯罪捜査に協力するようになったという設定なのでした(ここのところにかなりムリがあるような気がするけど、そのうち明かされるのかなあ)。
というわけで、この人の能力は、マジシャンやインチキ霊媒がお客の心理を読むために発揮する観察力、いわゆる「コールド・リーディング」というやつ。つまりそれが「読心術」ということなのでした。
つまり、主人公がコールドリーディングの力を発揮して、どんどん人の心理状態を暴いていくのが、見どころなのです。
「CSI」のヒットのおかげで、いろんな特殊捜査ものが流行ってますが、これもその変形の一つでしょう。
主人公のキャラクターがちょっとおもしろいので、しばらくは見るかも。
でも、こういう作品の場合、毎回のシナリオのミステリ的なレベルがある程度以上の高さをキープできないと、キャラのおもしろさだけでは人気は保てない気がします。毎回同じようなコールド・リーディングばかりじゃ飽きられそうだし。さて、生き残れるかなあ?(^_^;

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ドラマ部門もコメディ部門も下馬評通りだったわけですが、それにしても「30 Rock」強し。
でも、テレビのコメディ番組の業界裏話もののブラックコメディ(しかも30分のシットコム)なんて、日本じゃ放送されそうにないよなあ。
そんなわけで、以下に主要部門の結果です。
-ドラマ部門作品賞
『Mad Men』
-ドラマ部門主演男優賞
ブライアン・クランストン(Bryan Cranston):『Breaking Bad』
-ドラマ部門主演女優賞
グレン・クローズ(Glenn Close):『ダメージ(Damages)』
-コメディー部門作品賞
『30 Rock』
-コメディコメディー部門主演男優賞
アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin):『30 Rock』
-コメディコメディー部門主演女優賞
ティナ・フェイ(Tina Fey):『30 Rock』
-ミニシリーズ部門作品賞
『John Adams』
-テレビ映画部門作品賞
『Recount』
-ミニシリーズ/テレビ映画部門主演男優賞
ポール・ジアマッティ(Paul Giamatti):『John Adams』
-ミニシリーズ/テレビ映画部門主演女優賞
ローラ・リニー(Laura Linney):『John Adams』
ドラマ部門で受賞した「Mad Men」は60年代のむちゃくちゃな広告業界を描いたいや~なドラマ。
ドラマ部門主演男優賞をクランストンが取った「Breaking Bad」は、マジメな高校の化学教師が、肺ガンで余命が幾ばくもないと診断され、麻薬を自分で生成して売りさばき、家族のためにお金を稼ごうとするうちに、麻薬取引のボスになっていって性格も変わってしまうという、これまたすごくいや~なドラマ。
ミニシリーズ部門の「John Adams」はアメリカ合衆国初代副大統領にして第2代大統領、ジョン・アダムズの伝記もの。
テレビ映画部門の「Recount」は、2000年の大統領選挙の投票数え直し事件を扱ったドラマ。
まあ、しかし、「ダメージ」のグレン・クローズも含めて、テレビ俳優よりも、テレビに進出した映画俳優のほうに脚光が当たっちゃってますなあ。まあ、しょうがないけど。
でもって、ケーブルテレビ局のドラマが圧勝(この中じゃ、地上波局の作品は「30 Rock」だけ。
そりゃまあ、圧倒的にケーブル局のほうが自由度が高くて「とんがった」作品が作れるんで、できるだけ多くの一般家庭に視聴してもらうことを第一義としてる地上波の番組とは、企画からして違うわけですが、とはいえ、ほんとにこれでいいのかは微妙な気も。つまり、一般家庭の感覚とはずれていっちゃってるわけだから。だからって、「CSI」が作品賞取るのが良いとは言いませんけどね。
いや、受賞作品自体はどれも良いと思いますが。
とか書いてますが、授賞式自体はこれから録画を見るんですけどね。(^_^;
ちなみに、すべての受賞結果には、以下のAXNのエミー賞特集ページから飛べます。
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月曜に、テレビプロデューサーのスティーヴン・ボチコが、最新作「レイジング・ザ・バー」をひっさげて、うちの大学に講演にやってきていました。
ボチコといえば「ヒルストリートブルース」、「LAロー」、「NYPDブルー」という3大テレビドラマで、1980年代からついこのあいだまで四半世紀にわたってテレビ界に君臨し、アメリカのテレビドラマの歴史を書き換えたとまで言われる超大物であります。
わたしも大学生時代(いやまあ今も大学生ですが)の80年代に、「ヒルストリートブルース」をテレビで見て、「こんな警察ドラマ、見たことない!」と目から鱗が落ちまくり、夢中でボチコ作品を追いかけていたものです。
そんなわけで、生でボチコを見ることができるという機会を逃してなるものかと、喜び勇んで参加したわけです。
まずはボチコの経歴紹介のあと、「ヒルストリートブルース」の第1話と、「レイジング・ザ・バー」の第3話(この時点での最新エピソード)の上映がありました。まさに、ボチコの輝ける作品歴の序章と最新章の同時上映って感じですね。
(ちなみに、「レイジング・ザ・バー」の紹介はこちら)
そして、いよいよボチコが「レイジング・ザ・バー」の主役俳優と共に登場。まずは、最新作「レイジング・ザ・バー」について、話し始めました。
ボチコによれば、このドラマは司法システムについて描いたドラマだとのこと。完全に機能不全を起こしているアメリカの司法システムを、弁護士、検事、判事といったそれぞれの視点から描いていこうとしてるんだそうです。
なにしろ、ニューヨーク市では年間30万件の刑事訴訟が行われており、あまりの数の多さに、実際には多くの訴訟がまともに審理されず、ベルトコンベア式に次々に処理されてしまっているのが実情なんだとか。
このドラマの共同原作者であるデイヴィッド・ファーゴは実際にニューヨーク市で20年以上にわたって公選弁護人を勤めてきた人で、彼が自分の体験に基づいて書いた本をボチコが読み、TNTネットワークの重役に「何か良い企画はないかい?」と聞かれたときにその話をしたところ、トントン拍子で話が進んで、この作品ができたとのこと。
ボチコに言わせると、ファーゴのようなニューヨーク市の公選弁護人たちは、皆どこかドンキホーテのようなところのある理想主義者で、常に人間の最悪の部分ではなく、最良の部分を信じて、被告のために懸命に働いている。このドラマでもそこのところをうまく表現したかったということでした。
たぶん、だから主役に、甘いマスクに長髪、学生みたいな服装という風貌の若者を配置したんでしょう。
主人公を含めてレギュラーたちがすごく若いのは、テレビ的に見栄えが良いからじゃなくて、実際、ニューヨーク市で働いている公選弁護人たちや検事補たちの多くが20代であることからきているんだそうです。
でも、そこで美男美女をそろえたのは、ちょっとテレビ的な見栄えも考えたんだと思うな(笑)。
また、ドラマに必要なのは、良いキャラクターとストーリーで、それを満たすためにはリスクを冒すべきであり、実際、これまでずっとテレビドラマを作ってきて、ストーリーに関してテレビ局側からクレームをつけられたのは、一度きりだとか。
常に、放送上で問題となるのは、1.汚い言葉、2.セックスシーン、3.暴力シーンであって、ストーリーそのものではない、とも言ってました。このあたりは、日本とはずいぶん事情が違うような気がします。
ただし、本当にオリジナル(独自)過ぎるものは、つまりは奇抜すぎるわけで、視聴者には受け入れられないとも言ってました。
かつて、ボチコは「コップ・ロック」という、現代の警官たちを主人公にしたミュージカルという、ものすごく斬新なテレビドラマを作ったんですが、斬新すぎて数回で打ちきりになってしまったことがあります。
本人はそれを今振り返って考えると、元来ミュージカルというのは、舞台的な人工的な環境をこしらえて、お客に「これは作り物なんだから、急に人々が歌い出しても、それはそういうお約束なんだ」と納得させるものなのに、テレビのブラウン管に映し出されてるリアルな警察ドラマの中で、急に登場人物たちが歌ったり踊ったりし始めたら、そりゃあ視聴者は相手にしてくれなくて当然だ、と思ってるそうです。
会場にはわたしも含めて、数人の熱心な「コップロック」ファンもいましたけど。(^_^;
ともあれ、かのボチコとはいえど、作った番組がヒットするかどうかは、放送されるまでは、自分にはさっぱりわからない、とのこと。
ヒットするときはするし、しないときは、どれだけがんばってもダメ。
ヒットする要因は、時には作品のコンセプトだったり、キャストの組み合わせが良かったんだったりとさまざま。
テレビドラマなんて、「できちゃった結婚」みたいなもんで、そのあとうまくいくときもあれば、いかないときもあって、本人たちにはコントロールできないんだよ、だそうで。(^_^;
ちなみに、「ヒルストリートブルース」は地上波のテレビ局の、「レイジング・ザ・バー」はケーブルテレビ局の作品なんですが、地上波とケーブルでは製作上、どんな違いがあるか聞いてみたら、ケーブル局の仕事は、予算は確かに地上波と比べると少ないが、局側がものすごく敬意を持って接してくれるし、製作上の自由度も高くて、そういう点ではとてもやりやすい、と答えてくれました。
ボチコ自身はほとんどテレビは見ないそうです。忙しいというのもありますが、彼によれば、テレビばかり見ていると、テレビ的なリアリティに自分の感覚が毒されてしまって、ついつい現実味に欠けるシナリオを書いてしまうのがイヤなんだとか。また、最近の若い脚本家の問題点はそこにある、とチクリと若者批判もしていました。
そんなボチコにとっては、脚本家になるのが昔からの夢で、今でもシナリオを書くのが一番好きな仕事であって、たまに書く小説は純粋な趣味でしかないんだそうです。
そして、プロデューサーになったのは、自分の作品を守るため、作品全体のコントロールをする必要を感じたからで、自分にとって一番大事なことは、自分がこれだと思った物語をそのまま作り出していくことなんだとか。
脚本家出身のテレビプロデューサーらしい、目的意識のはっきりした意見だと思いました。
というわけで、あっというまに夢のような3時間は過ぎてしまったんですが、講演後、メモを取っていたノートを持ってボチコに挨拶に行き、サインをもらってきてしまいました。やったー!(^_^)
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イギリスのテレビがまたやってくれました!
「新キャプテン・スカーレット」、「(新)ドクター・フー」、「ライフ・オン・マーズ」等々、SFドラマのヒットを飛ばし続けているイギリスですが、昨年から放送されている新作「プライミヴァル」(primeval:「原始時代の」という意味)が、これまたすごい!
アメリカでもこの夏から放送が始まったんで、先日ようやく何話か見たんですが、ムチャクチャおもしろいんですよ、これが!
舞台は現代のイギリス。突如開いた時空の穴が過去の世界とつながってしまい、そこから恐竜たちを含む過去の生物たちが抜け出してきてしまいます。
そして、もちろん肉食獣たちは、人を襲うことに!
イギリス政府は対策本部を設けて対応に当たりますが、穴を塞ぐ方法が見つからないこと、しかもどうやら未発見のものも含めて穴は複数開いていること、ヘタに殺してしまうと歴史を変えてしまうおそれがあるため、過去から来た生物あくまで生きたまま捕獲しないといけないという大問題があって、対応は常に後手に回りがち。
さらには、時空の穴の開いた先は一つの時代ではなく、過去のいろんな時代はもちろん、未来への穴まで存在しているらしく、未来から来た未知の恐るべき動物まで現れる始末。
かくして、主人公の進化生物学者を含む対策班の面々は、日々これらの脅威と戦うことになったのでした……。
というわけで、「ジュラシック・パーク」+「サウンド・オブ・サンダー」(タイム・パラドックスの扱いは映画版よりもレイ・ブラッドベリの原作短篇に近いです)という、ご機嫌なアクションSFなのです>「プライミヴァル」。
テレビのレベルとはいえ、毎回のCGによる恐竜たちの表現もがんばってるし、何よりもここまでSF的なアイデアをストレートにシナリオに持ち込んでるだけで、SFファンとしては嬉しくなってしまいます(てか、日本のみならず、アメリカのテレビドラマも、このへんのSF心をもうちょっと見習って欲しいもの)。
とにかく大注目の作品です。日本でも放送しないかなあ。

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ABC Wants Oscars Postponed
アカデミー賞授賞式のテレビ中継は、各テレビ局持ち回りなんですが、来年担当のABCが、通常の2月開催を3月開催に変更してくれないかと、映画芸術科学アカデミーに申し入れしてるそうです。
原因は、来年2月(今の予定だとアカデミー賞授賞式のちょうど1週間前)に予定されている、全米のアナログ停波。デジタル放送への完全移行に伴うドタバタで視聴者が減るのを懸念して、事態が落ちつくであろう3月まで、式を延期して欲しいんだとか。
てか、そういや、うちのテレビ、大学からケーブルがひかれてるんだけど、どうなるんだろう?>アナログ停波。
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大々的に宣伝されていたJ・J・エイブラムズ(テレビの「エイリアス」や「ロスト」、映画「クローバーフィールド」のプロデューサーで、映画「MI3」や新しい「スタートレック」(来春公開予定)の監督)の、最新テレビドラマ「フリンジ」の第1話を見ました。
前評判では「エイブラムズ版「X-ファイル」」だってことだったんですが、見たらあまりにもほんとにその通りだったんで、ちょっとビックリ。
旅客機内で、すべての乗員乗客がほとんど溶けてしまうという謎の死亡事件が発生、各種捜査機関合同の捜査が始まる。
そんな中、とある手がかりを追ったFBIの女性捜査官は、容疑者のラボを発見するが、逃走を図った容疑者がラボを爆破、その際に飛び散った未知の物質を浴びたパートナーが奇病で昏睡状態になってしまう。
パートナーを救うべく、彼女が探し出したのは、似たような研究を過去にハーバードでおこなっていた老科学者だった。
だが彼は精神に変調をきたし、20年近くも病院に隔離されていた。彼を病院の外に連れ出し、捜査に協力されるため、女性捜査官は科学者の息子(詐欺師!)を捜し出す。
かくして、FBI捜査官、元詐欺師、精神状態が不安定な科学者という、異色のトリオが誕生、この事件を皮切りに、頻発する凶悪な科学犯罪に立ち向かうこととなったのだった。
そして、どうやらいくつかの事件の背後には、科学を悪用する謎の組織が存在するらしいことがわかってくる……。
ちゅうわけで、なんか、まるっきり「X-ファイル」でしょう>オール。
UFOを超科学って言い換えたら、ほとんどそっくり。しかも、ちゃんと謎の組織が出てくる陰謀論ものだし。
オカルトやホラーねたがなさそうなぶん、「X-ファイル」のダメなネタを抽出したような感じになりそうな予感がひしひしとしてたりも。
中盤、いきなり「アルタードステーツ」ねたが出てきちゃったときは、情けなくて泣きたくなりました。まだそんなこと言ってんのか、キミらは……。(-_-;
てか、物語的に問題なのはですね。主人公はFBIの女捜査官と、マッドサイエンティストの息子(詐欺師)の二人のはずなんですよ、キャスティング的には。 ところが、第1話の中で、この息子がほとんど活躍しない、というか、キャラとして役に立ってないんですよ!
まあ、言ってることは一番マトモ(「それはニセ科学だ」とか「そんなの不可能だ」とか、まあ「X-ファイル」のスカリーみたいなこと言う係なわけです)なんですけど、ほんとにただそれだけ。
そんな主役はいらねー!(^_^;
あと、場所を示す字幕の出し方が奇抜すぎて頭が痛い、てか、出てくるたびに失笑しちゃうので、早急に止めていただきたいところ。
というわけで、個人的にはかなり期待しづらい感に満ちた第1話でしたが、はたしてヒットするのかなあ? まあ、「X-ファイル」初放送からすでに10年以上経ってるわけで、サイクルが一回りして、また似たようなのが当たってもおかしくはないかもしれませんが。でも、映画の「X-ファイル2」って、アメリカで大コケしたもんなあ。
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ABCファミリーチャンネルで放送されたミニシリーズ。
Tivoで録画しておいたのを、原稿書きながら再生して流し見してたんですが、あまりのひどさに十数倍速でオチまでザザッと流して、出来の悪さに呆然。というか、いまだにこんなもの作る、アメリカ人がいますか?(-_-)
忍者がヤクザの手下だったり、着物がメチャクチャだったり、美術が日本と中国の見分けがついてなかったり、現代の京都に江戸時代のお百姓さんみたいな人たちがいたり、キャストに日本人も日系人も一人もいなかったり、そういうのを全部許したとしても、話の筋自体が全然通ってないのってどうよ?
いくら、お子様番組でも、あんまりにもひどすぎる。(>_<)
現代チャンバラアクションするなら、「天上天下」とか「隠の王」とか、そういうのだろう、ビジュアル的には。
てか、この人たちの考える「日本的」って、いまだにこんなのなんだねえ、と溜息をついてしまいました。これに比べると、「ヒーローズ」ってむちゃくちゃがんばってるよなあ。
わたしが今一番「ああ、日本的でいいなあ」と思うのって、「夏目友人帳」だったりするわけですが、この差は埋めようがないのかも、ちゅうかなんちゅうか。なんか、目眩が……。
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おお、なんと今月末、ジョン・ウェインの生誕100年を祝って、3日間にわたってジョン・ウェインの映画が学内のノリスシアターで上映されるとか!
言われてみれば、USC出身なんですよね>ジョン・ウェイン。
それにしても、遺族らによるトークパネルやレセプションまであるなんて!
わたしゃ筋金入りのジョン・ウェイン信者(でも声は小林@キャップ&おやっさん@昭二)なので、上映される映画のほとんどは10回以上見たことのある作品ばかりだけど、どれも劇場の大画面じゃ見たことないので、そこんところを楽しみに行きたいと思って、授業のある土曜の朝昼以外のプログラムは全部予約しまくってしまいました。(^_^;
○John Wayne: Actor, Star, Icon, Trojan
9月26日(金)
「駅馬車」(1939)
「赤い河」(1948)
9月27日(土)
「鷲の影の秘密」(1932)
「New Frontier」(1939)
「硫黄島の砂」(1950)
「静かなる男」(1952)
パネル・ディスカッション「ジョン・ウェインとその作品」
「捜索者」(1956)
9月28日(日)
「11人のカウボーイ」(1972)
「ラスト・シューティスト」(1976)
閉会式
遺族と映画関係者たちが語る「ジョン・ウェインの思い出」
「ホンドー」(1953)3D版
うーむ、渋いセレクション。騎兵隊三部作とか「リオ・ブラボー」三部作とか「勇気ある追跡」二部作とか「硫黄島の砂」以外の戦争映画や現代劇とかを選んでないのは、あきらかに意図的なんだろうなあ(笑)。
とはいえ、ジョン・ウェインと言えば「駅馬車」、「赤い河」、「硫黄島の砂」、「静かなる男」、「捜索者」の5本というのは、それはそれで納得のいくセレクトではありますが。
個人的には、未見のB級西部劇「鷲の影の秘密」と「New Frontier」が気になるんですが、その時間は「映像表現」の授業があるのでした。残念。
しっかし、「ホンドー」の立体映画バージョンって何だ?(^_^;
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というわけで、秋の新番について、ちょいとまとめておきましょう。
巷では「ゴシップガール」VS新版「90210」のティーンドラマ対決が話題だったりしますが、そこはSFおたくらしく華麗にスルーってことで、SFとミステリの話に限っていきますぜ。
【SF/ホラー/ファンタジー】
「ザ・メンタリスト」
いかさまサイキックが犯罪を追う、というと、すでに「サイキ」というコメディが放送されてたりしますが、こっちは主人公がほんとに超能力を発揮して事件を解決するというシリアスなドラマらしいです。サイキックものはすでに何本も放送されてるわけですが、それにどう対抗するのかなあ?
「フリンジ」
J・J・エイブラムズ版「X-ファイル」と、放送前から話題の作品。「科学が暴走したとき、それを食い止めるため、彼らは立ち上がる」とかなんとか、あおり文句もかっちょいいですが、反科学+陰謀論スリラーがまたも流行したりするのかなあ? 本家というか、クリス・カーターの劇場版「X-ファイル2」は大コケしましたが。
「ナイト・ライダー」
春にスペシャルが放送された新「ナイト・ライダー」の続き。いやあ、よほどのことがないと、絶対コケる気が。……いや、こういう緩いアクションをボーッと見てたい中年男性視聴者がいるから、なんとかなっちゃうのか?
「ライフ・オン・マーズ」
イギリスの人気テレビドラマのアメリカ版が開始。舞台はもちろん、イギリスからアメリカのニューヨークに変更。突然、自動車事故のショックで1973年の世界に放り込まれた主人公の刑事が、「政治的に正しくない」時代の警察捜査に悩みつつも事件を解決していくという話。
「イレブンス・アワー」
FBIの科学アドバイザーが毎回怪事件に挑む……って、「X-ファイル」そっくりっていうか、「フリンジ」の後追い企画が見え見えなんですけど。一応、あんまり突拍子もないネタにしない方向だってことなんで、アメリカ版「怪奇大作戦」になればいいなあ。(^_^;
「ヴァレンタイン」
退屈したギリシア神話の神々が人の姿になって、現代のロスで暮らしているという設定で、主人公の女神が毎回人々のキューピッド役を買って出るというコメディだとか。……なんか、続かない気がするなあ。(^_^;
「トゥルー・ブラッド」
シャーレイン・ハリスの人気ホラー小説シリーズ〈サザン・ヴァンパイア〉(1作目のみ、集英社文庫から邦訳が出てます)のテレビ化作品。ヒロインをアンナ・パキンが演じているところが注目か?
局がHBOなんで、契約してないわたしは見ることができないんですけどね。とほほ。
「サンクチュアリ」
世界中のUMAを保護して洞窟に住んでいる不老不死の女性が主人公……って、どんな話になるんだ、これ?
「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」
劇場公開された「クローン・ウォーズ」の続き。
「レジェンド・オブ・シーカー」
タッド・ウィリアムスの異世界ファンタジー〈真実の剣〉の第1部『魔道士の掟』をテレビ化。製作がサム・ライミ、つうか、長寿ファンタジーシリーズの「ヘラクレス」や「ジーナ」のスタッフらしいので、当たれば続ける気満々でしょう。
「ドールハウス」(放送開始は1月)
「バフィー」、「エンジェル」のジョス・ウェードン久々のテレビドラマ。でも、設定は何年か前に大コケしたマイケル・ベイの映画「アイランド」とあんまり変わらないような気が……。大丈夫かなあ。主役を「バフィー」にも出てた「トゥルー・コーリング」のエリザ・ドゥシュクが演じてます。
「マーリン」(開始時期は不明)
マーリンとアーサー王の少年時代を描くらしい。うーん、謎。
【ミステリ/冒険系】
「マイ・オウン・ワースト・エネミー(我が最悪の敵)」
いつもはおとなしい家庭人、しかしその別人格は秘密組織の殺し屋という、二重人格の男が主人公。ところがある日、表の人格が裏の人格の存在を知ってしまい、一つの身体を巡って二つの人格が争い出す……。主役を、テレビ初進出のクリスチャン・スレイターが演じているのが話題。
「クルーソー」
『ロビンソン・クルーソー』をテレビシリーズ化したもの。って、なんで今さらそんな企画が?
「レイジング・ザ・バー」
すでに紹介した刑事弁護士もの。第1話の視聴率&評判は上々だったとか。
「サンズ・オブ・アナーキー」
ロス郊外の小さな街を牛耳るバイカーギャング団「サンズ・オブ・アナーキー」を主人公にしたドラマ。日本でいえば、実録ヤクザものが一番近いかも。リーダーをロン・パールマンがしぶーーーく演じてます。
個人的な期待作は、「フリンジ」と「マイ・ワースト・エネミー」でしょうか。製作側の気合いの入り方も相当感じるし。
あと、SF系で今期も続いてる作品も一応タイトルだけは並べておきましょう。
「ターミネーター:サラ・コナー・クロニクル」
「チャック」
「イーライ・ストーン」
「プッシング・デイジーズ」
「ヤング・スーパーマン」
「スーパーナチュラル」
「ゴースト・ウィスパラー」
「ロスト」
「リーパー」
「ミディアム」
「バトルスター・ギャラクティカ」
「スターゲイト・アトランティス」
「ユーリカ」
2大下流おたくコメディ「チャック」と「リーパー」が生き残ったのは、ちょっと嬉しいかも(笑)。
まあ、マジメな話としては、いよいよあと10話となった「ギャラクティカ」がどんな結末を迎えるのかと、映画版新三部作も進行中の「ターミネーター」がどんな展開を見せるのかが気になるところでしょう。
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すでに1週間以上過ぎてますが、なんとか記憶を呼び覚ましつつ、レポートを書いてみたいと思います。
といっても、自分の企画に出ていたとき以外は、ほとんどだらだらと廊下とかで知人友人とおしゃべりするという、典型的なSFゴロだったので、あんまり書くこともなかったりするのです。(^_^;
というわけで、まずは自分の出た企画の話など。
「SF大会初心者ガイダンス」(牧紀子さんと)
小部屋とはいえ、満杯で立ち見まで出てしまってビックリ。だって、初心者ガイダンスの部屋なんて、普通、行かないでしょ?(^_^;
いや、まあ、やったことは、諸注意プラスSF大会の楽しみ方、ということで、初めての人にはなんだかよくわからないであろう、日本SF大会独特のもの(時間新聞とかシール企画とか)を、担当者に説明してもらったり、企画の宣伝をしてもらったり、とか、まあそんな感じ。
気になったんで、部屋いっぱいの人々に、
「ほんとに今回が初参加の方は?」
って聞いたら、9割くらいの人が手を挙げておられて驚きました。まだまだイケるんじゃ?>SF大会。
もっとも、20代の若者はあんまり見かけませんでしたけど。(^_^;
「米国映画事情」(高橋信幸さんと)
前の企画もあったりして、もう何から何までスタジオハードの高橋さんにおまかせしてしまいました。
一応、始める前に「こんな話でもしますかねえ」とかって用意していたお題は、以下の通り。
1.「ダークナイト」に「アイアンマン」。アメコミ映画大ヒット。人気とその理由。
2.「トランスフォーマー」に続け? 日本原作映画の今後。
3.「呪怨 パンデミック」、「ワンミスコール」……。Jホラーブームは終わったのか?
4.清水崇、中田秀夫、落合正幸、北村龍平。日本人監督のハリウッド進出動向。
5.「インディ4」に「クローン・ウォーズ」、ルーカスは何処に行く?
6.J・J・エイブラムズ版、新生「スタートレック」は大丈夫?
7.「ハリポタ」完結でファンタジー映画ブームは終わるのか?
8.IMAXに3D。アトラクション化し続けるアメリカの大作映画。次は完全立体映画?
で、まあ、それに合わせて、高橋さんがimdbプロのページにパソコンでアクセスして、「これから製作&公開が予定されている映画」のリストをスクリーンに出してもらって、ああだこうだ言ってるうちに、あっというまに時間となってしまいました。
「SF軍事解説」(岡部いさくさんと)
お題としては、9.11テロ以降のアメリカのSF小説や映画なんかがどのような変質を遂げているかってことでした。
まあ、映画で言えばスピルバーグの「宇宙戦争」とか、「クローバーフィールド」とか、「ダークナイト」とかに、その影響が顕著に出てるわけで、そこにはデフォルメされた形ではあれ、今のアメリカの苦悩がけっこうダイレクトに反映されてるよね、という話をしました。
テレビだとやはりリメイク版の「バトルスター・ギャラクティカ」が容赦なくそのへんを描いてますよね。
要は、日本人はあんまりピンと来ないかも知れないけど、アメリカは2001年のアフガン侵攻以来、ずーっと「戦時」なんだってことですね。
一方で、小説の方はどうかというと、『宇宙の戦士』に始まる、いわゆる「ミリタリーSF」っていうのは80年代のレーガン大統領時代に、当時の米ソ冷戦を反映したものがある種のピークを一回迎えてます。で、ここまでの作品っていうのは、たとえ舞台が宇宙でも、陸戦ものが圧倒的に多いんですよね。
それが90年代の冷戦終結後に人気を博した新御三家(ビジョルド、ファインタック、ウェーバー)たちは、そろって英国帆船もののオマージュみたいな方向にシフトしちゃう。
ところが、ここのところ翻訳されたミリタリーSFって、『老人と星』、『戦いの子』、それに『ハンマード』に始まる三部作など、どれもまた白兵戦に戻ってる気がする、というのが岡部さんの感想で、これにはわたしも「おっと、そういわれてみれば」と思いました。
また、岡部さんの話はいろいろおもしろかったんですが、中でもSF的な方向で興味深かったのは以下のような発言でした。
・どこの国の軍隊にも、それぞれ特徴的な戦い方があるけど、米軍っていうのは、結局は泥臭い白兵戦に戻っていっちゃう傾向があるような気がする。
・そんなこともあってか、アフガン侵攻前くらいまでは、ヘッドマウントディスプレイとか諸々装着して、重装備した個々の兵士を展開しようとしてたけど、今はまた、個々の兵士はなるべく軽装にする方向に考えが変わってるっぽい。パワードスーツはたぶん作られないと思う。
・その代わりに、今、DARPAとかでけっこう研究されてるのは、小型の偵察用ロボットで、それがそこらじゅうにばらまかれた世界というのは、ほとんどP・K・ディックのSFの世界みたいだ。
・でも、もしそれが実現したら、対偵察ロボット用に武装した小型ロボットも絶対開発されるだろうから、そこらの喫茶店で我々が話してる横で、数センチ以下のロボット同士がドンパチやって爆発が起こったりするようなことになるのかも。
・なんだかんだで予算がないとか言ってる割には、米軍は極秘プロジェクトにかなりの予算を割いている。そういった極秘プロジェクト関連の腕章を集めて、写真を収録した本が出版されたんだけど、腕章を集めた著者自身が「どこまでホンモノなんだかさっぱりわからない」と書いてて、ほとんど「X-ファイル」の世界。
「"ニ"はニセ科学の"ニ"」(菊池誠さん、山本弘さんと)
ちょっと話が散漫になっちゃった気もして、というか、わたしが散漫にしちゃった気がして、反省中。
ニセ科学とは何か、とか、ニセ科学とSFに出てくる疑似科学とはどこが違うのか、どう区別するのか、みたいな話を中心に、ホーガンのヴェリコフスキーもの2部作とか、スパゲティ・モンスター教の話とかを紹介したように覚えています。
うーん、アレで良かったのか、いまだに不安。
どの企画も、部屋は満杯、それぞれにお客さんの笑いも取れた、ということで、まあなんとかゲストとしての責務は果たしたのではないかと。(^_^;
でも、おかげでけっこう疲れちゃって、唯一見に行った企画は、菊池誠さんのユニット「and more..」のテルミン演奏会だけなのでした。
あと、都市型大会の常で、なかなか時間が取れず、そんなにゆっくりと友達と話をしてる時間がとれなかったのも、ちょっと悔やまれます。会える人とは何度もすれ違ったけど、会えない人とはとうとう会えないままだったりとかも。(^_^;
もっとも、そんなのは、個人の事情でありまして、いつものことではありますが、終わってみれば今回も、楽しい大会として参加者の皆さんの記憶に残ることでしょう。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
参加者の皆様、ありがとうございました。
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そろそろ秋の新番組をTivoで予約しなきゃと思って、「テレビガイド」誌片手にTivoのリモコンをガチャガチャいじってたら、ルームメイトのツ-ソンくんが横から画面をのぞいて、
「なに? まだ「プリズン・ブレイク」見るの? 「ナイトライダー」はダメだろう」
とか散々言ったあげく、
「サカイは心が広いからなあ」
と苦笑されてしまいましたよ。とほほ。
いや、確かに、アクションものやSFものに甘いのは認めるが、でも半分くらいは仕事だからさあ>TVドラマのエアチェック。
……自分でも、すごい言い訳くさい気がしてきた。orz
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あのスティーヴン・ボチコ(「ヒルストリートブルース」、「LAロー」、「NYPDブルー」のプロデューサー)の最新作第1話を見ました。
今回の作品は、ケーブルTV局のTNTで放送されるので、たぶんこれまでの地上波作品よりも過激なのかなあ、と思いきや、第1話の雰囲気はわりとストレートな法廷ドラマでした。
舞台はニューヨーク。公選弁護人を務める長髪の熱血青年弁護士を主人公に、彼の扱う事件と、その周辺の人々(事務所の上司、同僚の弁護士、法廷で対決する検事補等々)の人間模様を、描いていく模様。
一言で言ってしまうと、刑事裁判版「LAロー」という感じでしょうか。
あんまりインパクトはないけど、見てて退屈はしなかったから、まあ、とりあえず様子見ってところかなあ。
ちなみに、再来週、ボチコ本人がうちの学校にやってきて、この最新作について語ってくれるそうなので、今から楽しみだったりします。生ボチコ!(^_^)
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昨日は、わが母校である関西大学のSF研究会に、久しぶりに顔を出してきました。タイトルに「抜き打ち」とあるように、アポなしでの乱入であります(笑)。
すでに、前期試験期間中のはずでしたが、部室内には終始10人程度の会員たちがいて、カードゲームをしたり談笑したりしていました。
部室は、近年改装されたのと、現在の現役諸氏が整理整頓するようになったのとで、ずいぶんとすっきりした感じになっていました。なんか、一見、普通の文化系サークルみたいで、一時期の、おたく系サークルっぽさが充満しきった部室と同じ部屋とは思えません(笑)。
その甲斐あってか、現在は女子会員も順調に数が増えているようで、これまた、ずいぶん長い間、野郎しかいなかったのが嘘のよう。
というか、ここ数年、新入会員の数が驚異的に伸びていて(毎年数十人入ってくるんだとか)、今や、毎年作成する会員名簿(一人1ページずつ自己紹介を書くというもの)が、ホッチキスでとめられないほど分厚くなっちゃったとか。1部もらってきたんですけど、今年のは80ページありました。うひゃー。
恐ろしいことに、新入会員である今年の一回生たちは1989年生れ。89年つったら、わたしゃもう学部どころか院も卒業しちゃってたよ! てか、「エヴァンゲリオン」の初回放送時はまだ小学校就学前だったんで、当然ですが見たのはソフトでだそうです。いやー、さすがにジェネレーションギャップってやつを感じますなあ。
そういや、わたしの名前はもちろんですが、新入生諸氏は、うち出身の作家の名前、全然知らなかったっすよ。つまり、うちのOBだってことを知らないんじゃなくて、名前自体を知らなかったってこと。誰か一発ドーンとヒット作出して、もっとメジャーになってくれたまい(他力本願)。
それにしても、今の現役会員は皆礼儀正しくて行儀が良くて、お互い同士でもしっかり挨拶するわ、OBであるわたしにはむちゃくちゃていねいだわ、まるで体育会系サークルのようでした。こんなSF研、ちょっとないよなあ。偉すぎる。
まあ、活動内容自体は昔と変わらず、基本は「毎日、部室でゴロゴロ」なんですけど、夏合宿で旅行に行ったり、有志でコミケやSF大会に参加したり、休み中も昔よりは活発に活動してるみたいでした。
ちなみに、新入会員の一人は、「マン同も見に行ったんですけど、あちらはものすごく真剣にマンガを描くクラブみたいで、気後れしちゃって」SF研に入ったんだとか。それじゃリアル「げんしけん」だよ(爆笑)。
というわけで、関大SF研の会員たちは、今日ものんびりと緩~いおたくライフを満喫中の模様。現役関大生もしくは周辺大学の学生で、興味のある人はぜひ部室を覗きに行ってみてはどうでしょう。
そうそう、今年の夏コミは「1日目の西地区 きー18b」だそうです。近所の卓のサークルの皆さん、仲良くしてやってください。
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昨日、関西地方は梅雨明けが宣言されました。いやー、ここんとこ、雨の降り方もほとんど夏の夕立っぽかったですしね。
残念ながら、今朝はちょっと雲が多くて、明日からはまた何日か雨が続きそうですけど、これから一ヶ月ちょっと、むしむしと暑い日本の夏を存分に楽しんでから、またロサンゼルスでもう一踏ん張りしてきたいと思っています。
さて、わたしは今週の月曜日、京都精華大学で、マンガ学部マンガプロデュース科の生徒さんたちを相手に、ちょっとした講演をさせていただきました。
写真を見ていただけばわかるように、すいぶんと偉そうなタイトルがついてますが、要は学生さんたちに、自分がこれまで仕事をしているあいだに見聞きしてきたことをおもしろおかしく話して、彼らを元気づけられれば、といった感じでしょうか。
実のところ、自分自身もアメリカでの卒業後の進路について、手探りで悩んでいる状態なので、立場はあんまり変わらなかったりするんですけど(笑)。
結果的に、希望に溢れた学生さんたちを見て、逆にこちらが元気をもらったような気がします。
上記講演は精華大学の学生さんオンリーだったんですが、8月は東京と大阪で、それぞれイベントに顔を出す予定です。
まず、8月2日(土)午後2時~5時、東京の神宮前区民会館で開かれる「SFファン交流会八月例会」に、イラストレーターの加藤直之さんと一緒に参加します。
テーマは「美女とベムと野田大元帥」ということで、先日お亡くなりになった野田昌宏さんが大好きだった、往年のスペース・オペラやSFイラストの世界について、語り合う予定です。
詳しくは以下のページを参照してください。
○「SFファン交流会」のページ
そして、8月23日(土)~24日(日)には、大阪府岸和田市の浪切ホールで開催される「第47回日本SF大会 DAICON7」に参加します。
今のところ、2つほど企画に出演することになっていますが、もちろんそれ以外にも、会場内を終日うろついていると思いますので、参加される皆さんは、最近すっかり恒例となったシール企画のシール交換をしましょう。
こちらも、詳しくは以下のページを参照してください。
○「DAICON7」のページ
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今朝起きたら、「たのみこむ」からお知らせメールが届いててビックリ!
なんと、90年代のアメリカTVドラマの中でも最高傑作の一つ、あの傑作警察ドラマ「ホミサイド 殺人捜査課」の日本版DVDが発売されるというのですよ。
ちょっとお高いけど、日本語吹き替えはありがたいからなあ。
というか、全7シーズン+TVムービー、全部ちゃんと出してね。
ともあれ、詳しくは以下のリンクから!!
○「たのみこむ」内の「ホミサイド」販売告知ページ
http://www.tanomi.com/homicide/
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![]() | Inside Straight
ジョージ・R・R・マーティン編 |
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![]() | Shaman's Crossing Book One of the Soldier Son Trilogy ロビン・ホブ |
〈ファーシーアの一族〉のロビン・ホブの最新シリーズ、〈兵士の息子〉三部作の第一部を読んでたんですが、半分まで進んだところで、ちょっと疲れて投げ出し中。
〈ファーシーアの一族〉三部作、The Liveship Traders三部作、The Tawny Man三部作と、ずっと同じ世界を舞台にしていたのを一新、今回はまったく別の世界が舞台になっているんだけど、そこのところの新機軸はおもしろいです。
今回の異世界は、近世風の文化を持つ王国が広大な大陸の端々まで勢力圏を拡大しようとしている世界。
この大陸には先住民である遊牧民「草原の民」が住んでいるのだが、長い戦いの末、王国はその勢力圏を平原一帯に広げ、遊牧民たちを「文明化」して自文化に取り込み中。
そんな「王国」の新興貴族(元は軍人だったが、功績を認められて爵位を授かった)の次男が主人公。この王国では、貴族の長男は爵位を継ぎ、次男は軍に入って国に尽くすことが習わしとなっていて、次男のことを「兵士の息子(ソルジャー・サン)」と呼ぶ。
主人公も幼いことから、立派な軍人となるべく厳しくしつけられ、ついには士官学校に入るのだが、そこで陰湿ないじめや厳しいシゴキにあうことになる。
一方、王国はさらに領土を拡大せんと、西方の山脈地帯へと軍と開拓民を送り込んでいるのだが、その地から恐ろしい伝染病の噂が伝わってくる。しかもそれは、山の奥に住む「山の民」の呪いだというのだ。
「山の民」とは「草原の民」も恐れる古い種族で、「草原の民」によれば、邪悪な魔法を駆使して山岳部を支配しているというのだ。
「王国」と「山の民」との全面対立が近づく中、ついに主人公は部隊に正式配備されるのだが……。
とまあ、そんな感じの話で、要は「大陸」=「アメリカ大陸」、「王国」=「アメリカ」、「草原の民」=「アメリカ・インデアン」というように、容易に読み替えできる作りになってます。
絶対王政の王国つっても、装備はほぼ近世だから、中世風異世界というより、「三銃士」の時代のヨーロッパっぽい感じ。主人公が配備されるのも「騎士団」じゃなくて「騎兵隊」ですから、まさに「西部劇風異世界ファンタジー」なのです。
ということは、たぶん第二部、第三部と進むにつれて、「山の民」の全貌が明らかになるにつれて、主人公は王国と対立せざるを得なくなるんじゃないかと思うんですが、なんせ、主人公の子供時代が長いもんで、最初に書いたように一巻目の途中で投げたままだったりします。おもしろくないわけじゃないんですけど、とにかく話の進みが遅いのがなあ。
というわけで、実は今、英米加でむちゃくちゃ人気の高いスティーヴン・エリクソンのthe Malazan Book of the Fallenシリーズに手をつけようかと考え中。全10部で現在7部まで刊行されてるから、ジョージ・R・R・マーティンの〈氷と炎の歌〉の新刊が出るまで、なんとか保ってくれるんじゃないかと……。(^_^;
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原音に近い読みだと「スペキュタキュラー」なのかも。
というタイトルなのが、この3月から始まった新しいスパイダーマンのTVアニメシリーズ。
今までにもスパイダーマンのTVアニメは何作も作られてますが、今回の作品は、良い意味での原点回帰が特徴。
前回のTVアニメはサム・ライミの映画版とのタイアップで作られてて、設定は映画版に準拠、絵はフルCGと、それはそれで新しいスパイダーマン像を作ろうとしていて、好印象だったんですけど、今作は、それとはまったく正反対のアプローチで作られていて、そこがオールドファンにはすごく嬉しかったりします。
1)線の少ない手書きアニメ(さすがにメカは今どきのアニメらしくCGですが)で、存分にキャラを動かしてアクションを見せる。
2)キャラデザインも同様に線が少ないが、アメリカのアニメキャラの単純さと日本のアニメキャラのかわいさの中間を狙っている感じ。
3)時代設定は現代だが、ストーリーは原作準拠。主人公のピーターは高校生(ガリ勉のいじめられっ子)。原作に登場するキャラはほぼすべて総登場。原作に近い形でエピソードが進行していく。ただし、スパイダーマン誕生話は無し。
というわけで、映画版じゃ大幅に省かれちゃったフラッシュもグエンも最初から出てます。ちゃんと、MJはなかなか登場しないで、やきもきさせてくれます。各ヴィランの初登場話は全部やってくれそうです。
でもって、現代的なアレンジもちゃんとあって、たとえば、各ヴィランのうち半数くらいは、ギャング(もちろんキングピンがボス)とオズボーン(グリーンランタン)との密約によって、生み出される設定になってます。ギャング側は対スパイダーマン用のヒットマンを生み出すのが目的、オズボーン側は新兵器の人体実験が目的で、お互いの利益が一致したという設定になってるんですけど、毎週新たなヴィラン、てか、怪人が登場する理由としてはけっこうスマートかも。
また、原作ではずいぶん後になってから登場した人気キャラも最初の方から登場します。たとえば、のちにヴェノムになるエディー・ブロックとか、スパイダーマンと恋仲になるブラック・キャットとかも早々から登場。
これで、たまに他のマーヴェル・ヒーロー(FFとかデアデビルとか)も出てきたら、最高なんですけど。
てなわけで、毎週毎週、「おお、このエピソードをこんなふうにやるのか」とか「あ、あのキャラ、出てきた出てきた」とかって、テレビの前で、一人喜んでおります。
実際、子供にはうけてるんでしょうかね?(^_^;
ちなみに、プロデューサーのグレッグ・ワイズマンは、昔「ガーゴイルズ」というオリジナルTVアニメシリーズを作ったことで有名な人。あれも、設定とストーリーがしっかりしていたんで、けっこう好きな作品でした。
今放送中の、ワーナーの「ザ・バットマン」と「リージョン・オブ・スーパーヒーローズ」がムチャクチャつまんなくて、がっくりきてたんですが、ここに来てマーヴェルのアニメに初めての光明が!
90年代以降、「バットマン」から「ジャスティスリーグ」まで、一人勝ち状態だったワーナーのTVアニメが、今やどうしようもない内容になっちゃってるのは、あきらかにプロデューサーが交代したからなんですけど、それと今回の「スパイダーマン」を比較しちゃうと、TVはプロデューサーのビジョンがちゃんとしてるかどうか次第なんだよなあ、ということを改めて痛感しますね。
あー、ただし主題歌はサイテー(笑)。
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![]() | In the Shadow of the Moon イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・ムーン |
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同期生のデニスと二人で、話題の怪獣映画を見に行ってきました。
まさに予告編から期待したとおりの、怪獣映画版「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。全編「ある個人が事件のあいだじゅう手に持って撮影していたビデオカメラの映像」ということで押し通してます(おかげで、エンドクレジットになるまでは、いっさい劇伴の音楽は流れません)。
でもって、画面がぶれるぶれる。「ブレア・ウィッチ」だってそこまで揺れなかったぞ、というか、今どきのビデオカメラは手ぶれ防止がついてるから、普通そんなにぶれないって、っていうくらい揺れまくります>画面。(^_^;
映画本編上映前に、映画館の店員のおねえちゃんがやってきて「この映画は、画面が常に揺れまくります。乗り物酔いしやすい方はお気をつけください。また、気分が悪くなった方は、ビニール袋を用意していますので、すぐに申し出てください」とかってアナウンスしてくれるおまけもついて、上映前から煽る煽る。
デニスに「これ、ギミックだと思うか?」と聞かれて「当然でしょ。上出来じゃん」と笑った私はバカですかそうですか。(^_^;
「ブレア・ウィッチ」と違うのは、ちゃんと怪獣が画面にバンバン登場すること(まあ、似ているようで、基本的な製作予算や体制が、実は全然違うわけですから、当たり前っちゃあ当たり前なんですが)。でっかいやつと、その身体から出てきたちっさいのの群れとが登場、主人公たちは逃げまどうことになります。
舞台がニューヨーク、怪獣が大小2種類で、小さい方は群れ、軍隊が出動して市内は崩壊、等々、どっからどう見てもエメリッヒ版「ゴジラ」そっくり、というか、アレを徹底的にリアルに恐く作ったらこんな風になりますよ、といった感じなところが、すごく良いっす。
(いや、個人的には爆笑コメディとして好きなんですけどね>エメリッヒ版「ゴジラ」(^_^;)
怪獣の造形とか、話の展開とかは、どっちかというと、スティーヴン・キングの「霧」をフランク・ダラボンが映画化して、こないだ公開されたばっかの「ザ・ミスト」を思わせるんですが。ただし、映画としての迫力は断然こっちの方が上。というか、「ザ・ミスト」に何が足りなかったのか、「クローバーフィールド」を見ればわかっちゃうというべきかも。
カメラが主人公の見えるモノしか写さない、という点や、9.11同時多発テロのときの貿易センタービル崩壊を思わせる粉塵の描写とかは、スピルバーグの「宇宙戦争」がすでにやってみせてたわけですが(山本弘さんも指摘してますが、アレはすごく出来の良い怪獣映画の変形と考えるべきでしょう)、この映画は、絵や音のきれいさといった映画的な快楽を封じた、疑似ドキュメンタリー・タッチを取ることによって、スピルバーグがやったことをもっと極端に表現してみせたのだという考え方も出来るでしょう。
また、スピルバーグの「宇宙戦争」もそうですが、この映画もあきらかに、アメリカ国内における「戦争」を意識していますが、「ゴジラ」の第1作が第二次世界大戦の記憶を生々しく取り込んでいるように、もともと「怪獣映画」というのは「戦争」を象徴しているわけで、そういう点でも製作者たちは「怪獣映画」の本質がよくわかってると思いました。
いつまでも、着ぐるみの怪獣が出てきてミニチュアの街壊してりゃいいわけじゃないでしょ、やっぱ>怪獣映画。まあ、伝統芸能としてはそれはそれで楽しいけど。
とにかく、全編にみなぎる緊張感といい、情け容赦のない展開といい、私にとっては実に楽しい映画でありました(あー、人によっては「すごく不快な映画」かもしれないので、ご注意を)。ああ、堪能した。
惜しむらくは、事件が起こるまでの、冒頭のパーティがちょっと長すぎるとこかなあ。登場人物たちのキャラを見せたかったのはわかるけど、もうちょっと刈り込んでもよかったのでは。
ところで、本編上映前に「ヘルボーイ2」、「アイアンマン」、「スタートレック」、「ジャンパー」と、立て続けにSF映画の予告編を見せられたんですが、これがどれもこれもおもしろそうでねえ。まあ、実際に見てみるまではドラマがしっかりしてるかどうかはわかんないわけですが、少なくとも特撮込みの絵面はどれもこれもめったやたらと出来が良くて、SFX万歳というか、見てて溜息が出るというか……。
まあ、見果てぬ夢というか、ムリは承知で言うんですが、ああいうのを撮れる監督になってみたいですなあ(遠い目)。
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さて、というわけで、今日は「世界映画史・第二次世界大戦以前」の授業の2回目。
今日は先生のクリスがどこぞに講演に出かけちゃっていないので、3本映画を見て、再来週までにそれについてエッセイを書けという宿題が出ちゃいました。
で、その3本というのが、バスター・キートンの「キートンの探偵学入門」、ウッディ・アレンの「カメレオンマン」、でもって、ウィリアム・キャッスルの「ティングラー」なのでした。第二次大戦前のサイレント映画って「キートンの探偵学入門」だけじゃん。(^_^;
まあ、主眼としては、この3本を続けて見て「なぜ古い映画を見て、映画史について考えることが、今の映画について考えることにつながるのか考えろ」ってことみたいなんすけどね。
それにしても「ティングラー」かよ。とほほ。いやあ、クリスとしては、誰も見てない変な映画で、映画史的にはおもしろいものって選択だったんだろうけど、わしらホラー映画ファンにはキャッスルの映画は常識なんじゃよ。てか、今日上映したDVD、私も買ったよ、出たときに。(^_^;
とはいえ、大きなスクリーンで、何十人かと一緒に「ティングラー」見るなんて経験、そうそうできっこないすからね。しかも、皆ノリノリで、ゲラゲラ笑うわ、画面に合わせて叫びまくるわ。いやー、楽しかった楽しかった。まさに「見せ物映画」としての「ティングラー」を心ゆくまで体感してしまいましたよ。良い授業だなあ、ある意味で。(^_^;
最初の週に様子見で出席してた同期の連中は、期末に長めのレポート書かなきゃいけないと知って、ほとんどいなくなっちゃってたんですけど、残ってればよかったのに。
どうも、うち(製作科)の連中は、批評科の授業が好きじゃない人が多いんですよね。「映画作る役には立たない」とか「何の意味があるのかわからない」とか言って。
まあ、何よりも製作の授業が忙しいから、映画見てレポート書いてなんてことに時間を割きたくない気持ちもよくわかるんだけど。
とはいえ、映画について語る「語り方」について知っておくのって、すごくおもしろいし、将来、自分が批評される身になったとき、絶対役に立つと思うんだけどなあ。
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ようやく始まったテレビ版「ターミネーター」の第1話を見ました。
本当は去年の秋放送開始だったはずが、製作の遅れとかでこの1月スタートになっちゃったんですが、他のドラマがWGAのストの影響で止まっちゃってるので、結果的にタイミングとしてはバッチリかも。
さて、噂通り、話は思いっきり「ターミネーター2」から続いてて、第1話終了時点ですでに完璧に「ターミネーター3」から外れた時間線を進んでいってしまいました。
おいおい、企画中の映画版新3部作との関係はどうなっちゃうんだよ? てか、あくまで「3」以降の映画とは無関係と考えるしかないんでしょうなあ。(^_^;
それはともかく、第1話の最初の30分は、「それじゃ「2」の縮小再生産でしかないじゃん」と思ってたんですけど、後半のひねりで「おおっと、本格的に時間SFするのかも」と期待を若干持たせてくれたのと、サラ・コナーもジョン・コナーもどうでもいいけど、新型美少女ターミネーター(演じるは「ファイヤーフライ」と「セレニティ」で謎多き美少女を演じてたサマー・グロウ)のかわいさとにめんじて、しばらく見続けようと思います。
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こんな時間(ロスは今午前4時半)に起きてるのは、入れなきゃいけない原稿を何本かまだ入れてないからです。とほほ。
やばいー。
そして、やばいと言えば、今日、電話代払ったりお茶買ったりしに行ったとき、全然英語がわからなかったこと。
冬休みで一ヶ月日本にいたら、すっかり忘れちゃってるよー>英語。
あるじゃあのんのおはかにはなをあげてください。
って、オレはチャーリーか、ユースケ・サンタマリアかっ?!(泣)
写真は、電話代払いにいったモールの中に、いつのまにか出来てた日本アニメ&マンガショップ。
日曜の昼間だってのに、店内はガラガラでしたよ。いつまで保つのかなあ……。いや、がんばれーーー。(^_^;;
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さて、日記再開したのはいいんですが、なんせ夏休みなんで、ゴロゴロしてるか原稿書いてるかで、あんまり話題がないのでした。
とか言っててもなんなんで、今日は、久々にLASFSことロサンゼルス・サイエンス・ファンタジー・ソサエティの例会に顔を出してきました。
前にも書いたような気がしますが、LASFSというのは、知ってる人は知っているが知らない人は知らない、現存する最古のSFファングループで、ロス郊外にクラブハウスを構えていて、毎週木曜の夜が例会なのです。
まあ、何をするというわけでもないんですが、日本のファンダムの例会と違うのは、一応ちゃんとした議事進行があるということでしょうか。いや、話の中身はそんなに変わらないんですけど。(^_^;;
なんとなく、隅の席のおじいちゃんの隣に座ったら、この人がどこかで見た覚えがある人で、しばらくして、ラリー・ニーヴンだってことに気づいたりして。ジェリー・パーネルも来てたんですけど、二人ともすごく老けちゃっててもうなんちゅうか、時間は残酷だなあ。……って、われわれの20年後の姿がここにあるのかもしれませんが。(^_^;;
もひとつショックだったのは、初めて顔を出した90年のとき、きちんと名簿に登録されてなかったってことを、今回告げられたこと。今まで正規会員じゃなかったんかい!
いや、90年のときも2ヶ月に1回ずつくらいしか行かなかったし、今回なんか、前に顔を出したのって1月の1回きりだし、常に借りてきた猫みたいにおとなしくしてるんで、影が薄いのはわかってましたけどね。毎回、「初めてかい?」と聞かれるのも困ったもんだす。(^_^;;
とはいえ、次回、いつ行くのかってことになると、木曜はけっこう出かけちゃうことが多いので、よおわからんのですが。今度行ったときも、また誰かに「初めてかい?」って聞かれそう。(-_-;;

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今日は、ハリウッドで「ゾディアック」の無料スクリーニングがあるというので、授業が終わってから行ってみたのですが、すでに長蛇の列で全然入れず。あー、やっぱ夕方に高速使ってダウンタウン抜けるのはムリだ。ハリウッド行くには一般道使った方が早いかも。
というわけで、しょうがないので帰ろうかとも思ったのですが、ちょうど今日は木曜日。毎週、LASFSが例会を開いてる曜日ではありませんか。これまで車がなかったりいろいろ用事があったりして行けなかったんですが、ハリウッドからなら丘を越えるだけだし、16年ぶりに例会に出席してきたのでありました。
LASFS(ラスファス)というのはロサンゼルス・サイエンス・ファンタジー・ソサエティの略称で、ニーヴン&パーネルの『天使墜落』にも登場する、現存する中では一番古いといわれているSFファングループです。
会員も豪華で、古くはブラッドベリ、そしてエリスン、ニーヴン、パーネル等々、錚々たる面々が名前を連ねています。
90年に、当時の会社から仕事でロサンゼルスに来ていたわたしは、何度かLASFSの例会に顔を出していたのですが、なんせ16年も前のこと、お互い相手のことなんて覚えてません。というわけで、改めて「こんばんわ」って感じだったんですが、とにかく第一印象は「会員が皆、すごく老けた! そして太った!」ってことでしょうか。
今日は60人くらいの会員が集まって、会費の値上げをどうするか話し合ってたんですが、とにかくわたしより若い人たちは、今日初めて来たというカップル一組(だんなさんのほうが、第1作(もちろんSF)を出版したばかりだとか)だけでした。いやあ、大阪のキタの例会なんて、LASFSの例会に比べたら若者の集まりですよ、ええ。つっても、これって何十年後かの我々の姿だよなあ、とは思わないでもなかったり。(^_^;;
ちなみに、この例会、毎回、参加者で何か報告したいことがある人は、手を挙げて発言するスタイルになってるんですが、終わりの方で手を挙げて、地球温暖化の話を事細かに始めたお爺さんがいて、どっかで見たことある顔だなあと思ったら、ジェリー・パーネルでしたよ。うーむ、さすがLASFSというかなんというか。
そして、クラブハウスでの例会のあと、最近は皆で近所のレストランで遅い夕食を食べるんだというので、車でついていって、サンドイッチを食べながらダラーっと話を聞いていました。
昨日はアニメファンの若い人たちの話を聞いて、今日はSFファンの年上の人たちの話を聞いていたわけですが、どっかに同世代はおらんのか?(笑)
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あっというまに今週も水曜になったので、先週同様、USCのアニメクラブを覗きに行ってきました。
そしたら、上映会終了後、近所のデニーズでうだうだしゃべるんだっていうんで、そっちについていって、いろいろ聞き込み調査してきました。
USCのアニメクラブで集まってるのはだいたい10人から15人で、2人をのぞくとみんな学部生なんだそうです。「19歳なんでまだ酒が買えない」と嘆いてる若者がいたりして、いやーもう大変。でまあ、主に年長さんな院生二人(つってもどっちもまだ20代だったりしますが)と話をして、こっちのアニメファンの意識調査をしてきました。
結論からいうと、日本のアニメファンとけっこうかわんない気がします。ただ、とにかく情報に飢えてるところがあって、日本だと地方のアニメファンは「アニメ誌とかネットとかで情報だけあっても見れないし」なんて嘆くところを、「とにかく新しい情報が欲しい! 特にスタッフとかキャストとか!」みたいな感じでした。まあ、コアなファンだからということもあるでしょうが。
ちなみに、「夏のアニメエキスポには行くの?」って聞いたら、「もちろん!」と力強い答えが返ってきてました。7月なあ。まあ、何もなかったらアニメエキスポとコミックコンに行くという選択肢はもちろんありなんだけど、どうすっかなあ……。(^_^;;
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先輩のヨシさんに教えられて、まだこんなものが生き残っていることを知ってしまいました。ありえねーーーー!
ことの起こりは1991年の春。当時、勤めていた会社からUSCにニューラルネットワークの研究に出向していたわたしは、インターネットのニュースグループ(あの頃はまだWWWもホームページもなかったんですよ)に、「スーサイド・スクアッド(Suicide Squad)」というマイナーなアメコミについての質問を書いたのですが、スペルを書き間違えて、「スーサイド・スクイッド(Suicide Squid)」と書いてしまったのです。そしたら、それが異様に受けて、しばらくそのネタで盛り上がったところまでは知ってた(「Tシャツ作るから、できたら送るよ」とかってメイルももらったものの、帰国直前だったんでうやむやになっちゃったような……)んですが、それがなんとつい最近まで生き残っていて、ネット上のアメコミ人気投票のタイトルにまでなってるなんて……。
若い頃の失敗(スペルを一文字間違えただけだったのに~)が、こんなふうにネット上に生き残ってしまうなんて。こんな形でアメリカのネット文化に名前を残すことになろうとは。とほほほほ~。
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今週末、USCで開かれる"Fiction Science"という講演会にラリー・ニーヴンとティム・プラットが来るんだそうです。そして、ルーディ・ラッカーもライブ・チャットでちょっとだけ参加するとか。
日曜は撮影があってどうにもなんないけど、金曜日中に準備済ませて、土曜は絶対見に行こう。ついでにサインももらってくるかな。
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走り回ってて、気がついたらもう夜中ですよ!
なんだかなあ。
バガボンド・プロジェクトの編集は、とりあえずテープからHDDにキャプチャーするとこまではなんとか終わりました。実際の編集作業は、明日の授業のあとに粗編やって、月曜に仕上げかなあ。
オーディションのほうは、場所取りに続いて、ネット上での告知を、ヨシさんの協力を得てなんとか済ませました。
こういうサイト(NOW CASTING)がありまして、ここに「わたしはこれこれこういうモノで、こんなプロジェクトをしているんで、こういう役者さんを探しています。でもってオーディションはこの辺で、撮影はこのへん」という必要事項を記入してアップすると、プロの応募がどーっと来るというんですから、ロサンゼルスはおもしろいです。
さて、明日は朝から、ロケに使いたいと考えている図書館の使用許可をもらいに行かなきゃ。
ところで、走り回ってるあいまに、ちょっとだけアニメクラブの様子を覗きに行ってきたのですが、水曜の夜はただひたすら日本の新作アニメを見ているだけだったので、そのうち日曜のほうのミーティングをのぞきに行って、どういう若者たちなのか、話を聞いてこようと思います。リサーチ、リサーチ。(^_^;;
しかし、会議室の前に「SOS団シーディング」(ミーティングと書きたかったらしい)って日本語で書いた黒板置かれてもなあ……。(-_-;;
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昨日の実習(バガボンド・プロジェクト)で、音響係として3時間ほどマイクのついたブーム持って立ってたら、へろへろに疲れてしまい、今日は昼までぐったり寝ていて、足がつって目が覚めてしまいました。あいててて。orz
今日は水曜で授業はないのですが、次の短篇に出てもらう役者さんを見つけるためのオーディションを週末に行うため、ヨシさんに相談して、まずはオーディション用の部屋を押さえてきました。今晩、ヨシさんと会っていろいろ教えてもらいながら、募集の詳細を詰めようと思っています。
また、3月半ばに1週間春休みがあるんですが、学校は閉まっちゃうわ、皆どこかに旅行に行っちゃうわというのがわかったので、一人でぶらぶらしててもしかたないので、そのあいだ東京に戻ることにしました。と言っても就学ビザで来てる人間は勝手に行ったり来たりできなくて、アメリカ国外に出るときは書類にサインしてもらわないといけないというので、留学生課に行って、とりあえずその手続きをしてきました。あとは飛行機のチケット。安いとこはどこだろう?
そうそう。こっちの学生さんたちが入っているFACEBOOKという学生専用SNSに登録してみました。同級生たちの大半も登録しているというので、ここは一つ、円滑なコミュニケーションの一助になればと思ったんですが、そしたらUSC学内にアニメクラブがあることを発見。毎週、水曜と日曜に会合があるんだとか。今日はちょっとムリっぽいけど、アメリカのアニメおたく事情を知るためにも、そのうち顔を出してみようと思います。(^_^;;
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ようやく一息(むりやり)つくため、今日は大学のそばにある小さな映画館で「ゴーストライダー」を見てきました。うおー、正月に渡米してから、映画館で映画見たの、これが初めてだ。(^_^;;
この映画館、近所にあって便利なものの、小さなスクリーンが3つしかないし、ご近所にお住まいの家族連れやティーン向けの映画しかやってくれないうえに、毎週の封切りに合わせてどんどん上映作品が変わっちゃうので、なかなか見たい映画が見れないのでした。USCの学生証見せたら6ドル(一般は8ドル)で入れてくれるところとかはすごくうれしいんですけど。って、どっちにしても日本と違って映画は安い娯楽でありがたいなあ。
さて、先週封切られたばかりの「ゴーストライダー」。興行的には先週末初登場1位だったし、監督は「デアデビル」のマーク・・スティーヴン・ジョンスンなんで、アメコミのことはよくわかってるから、お話自体はそんなに心配してなかったんですが、1月のコンベンションで見た長い予告編は、あきらかに特撮に頼りすぎの過剰なカーアクションがちょっと鼻について、全体的な出来は不安だったりしてたのでした。
で、おそるおそる見に行ったら、さすがアメコミおたくのジョンスン監督(脚本もこの人)、舞台をわざわざテキサスに設定して、西部劇っぽいBGMを盛り込み、いきなり初代ゴーストライダーの逸話から話を始めてくれて、アメコミファンを喜ばせてくれました。
元々、初代のゴーストライダー(50年代)は、もろに「ローン・レンジャー」のパクリで、白装束に覆面の正義のガンマンが活躍する西部劇コミックスだったんすね。
それを70年代に、現代を舞台にバイクに乗ったガイコツ男のホラーアクションとして復活させたのが今のゴーストライダーで、乗ってるバイクがチョッパーなのは当時の流行りだから。
90年代に3代目で再復活したときは、ヘビメタちっくなコスチュームに派手な変形バイク、チェーンといろいろギミックというか小道具も増えたり、変身こそしないものの2代目も悪魔退治のショットガンを抱えて登場、ダブルライダーで活躍するなど、ちょっとしたブームにもなったのでした。
今回の映画版は、基本的には一番有名な2代目ゴーストライダーの話をベースに、3代目の特徴(コスチュームや武器など)を盛り込みながら、初代まで顔見せして、悪人たちの魂を封じた契約書を巡って争う悪魔とその息子を相手に三つどもえの対決を繰り広げるという豪華な展開となっています。
問題は、基本の話や散りばめられたマニア向けの小ネタはすごく良いんだけど、全体にはイマイチな感じがしちゃうところでしょうか。盛りだくさんすぎて個々のエピソードが弱いというか、要はメインの敵である悪魔4人衆との対決があっさりしすぎてて盛り上がりに欠けるんですわ。魔物対魔物の戦いなんでわざと物理的な殴り合いはなるべく避けたんでしょうけど、ここはもう一ひねりアイデアが欲しかった感じ。
とはいえ、わたしみたいな「ゴーストライダー」ファンには、十分に満足できる作品となっておりました。
予告編見たときからそうじゃないかなあと思ってた初代と2代目の共演場面あり(しかもダブルライダーで疾走!)だったり、悪魔を「イージー・ライダー」のピーター・フォンダが演じていたり、これはなんていう「ウルトラマン・メビウス」ですか、じゃなくて、ファン泣かせな展開てんこ盛りなんすよ。
主人公が最初に変身したときは典型的な2代目ゴーストライダーの格好なのに、1個ずつ徐々にアイテムを手に入れていって今のデザインになっていくところとかは、マニアは爆笑しながら拍手喝采するところでしょう。
せっかくヒットしたんだから、シリーズ化しないかなあ。
さて今週末は、ビリー・ボブ・ソーントンが裏庭で組み立てた自家製有人ロケットを打ち上げようとするという「The Astronaut Farmer」を見に行こうと思ってます。車も手に入ったし、これからはバンバン映画見るぞー。(^_^)
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ということで、今日は先月も開かれていたシュラインでのSF&コミックス・コンベンションに行ってきました。
つっても、撮影だ録音だとバタバタしていて、朝からすっかりそのことを忘れてたのが、昼過ぎにゼメキス・センターまで録ったテープを持っていくときに、シュラインの隣を通りがかってようやく思い出し、あわてて中に入ったときには、すでにメインゲストの講演は終わってました。
今日のメインゲストは、「ヤング・スーパーマン」のプロデューサー兼メインライターコンビのアルフレッド・ゴウグとマイルズ・ミラーでした。なんとか、ファンにサインしてる写真だけは撮れましたよ。(^_^;;
ちなみに、「ヤング・スーパーマン」は現在第6シーズンを放送中で、とうとうアメコミのスーパーヒーローもののテレビドラマ化ではもっとも長いシリーズになったんだとか。
ほかにも今日は、「スター・ウォーズ」のダース・モール(レイ・パーク)、ボーバ・フェット(ダニエル・ローガン)、若い頃のベルおばさん(ボニー・ピエッセ)、そしてアメコミ・アーティストのマイク・プルーグとライターのJ.M.デマタイスがゲストとして来てました。でも、わたしが行ったときは、レイ・パークはサイン会の途中でトイレかどっかに行ってて、会えませんでした。残念。
それよりも、「猿の惑星」のゼイウス議長ことブース・コルマンが、自分のブースを会場の片隅に出してたのが、なんとももの悲しくて、ちょっと困りました。こういう小さな地方コンで、かつての人気俳優が自分でブース出してたりするのは、アメリカではよくある光景ではありますが、わたしにはどうにもいたたまれない感じがして、ダメなのでありました。
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今朝、amazonから届いたDVDで、ヘルボーイのアニメシリーズ第1弾「Hellboy: Sword of Storms」を見ました。
ヘルボーイのコミックスが大好きで、翻訳も今のところ全部やらせてもらっていたりするんですが、それとはまったく別のところで、ひょんなことから数年前、このアニメのプロデューサー兼ライター兼監督のタッド・ストーンズさんと知り合いになりまして、ちょっと相談を受けて答えてあげたかわりに、ゲスト・キャラの名前に私の名前を使ってくれているのです。
お話の舞台は日本。中世の古い巻物を手に入れた学者が、そこに封じ込められていた悪神にとりつかれ、それをヘルボーイたちおなじみBPRD(超常現象調査局)の面々が助けるというお話で、正直、一所懸命調べて書いたシナリオに美術が追いついてなくて、ものすごーく変な日本が出現してしまっていますが、雷神風神を相手にヘルボーイが大暴れしたり、傘や下駄のつくも神が現れたりと、けっこう楽しめます。
まあ、個人的にはなんといっても、悪神にとりつかれるちょび髭の小男の名前が「ミツヤス・サカイ」教授っていうところが一番のミソなのですが。(^_^)
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がとうとうやってきたわけですが、さて、どうしたものか?
なんか、近所に住んでる同級生が「皆で集まって見よう!」とかって声かけてるんですけど、どうもシカゴ出身者が集まりそうなんで、コルツの応援とかしたらえらい目にあいそうな気も……。どうせ、アメフト野郎の集まりなんて、暑苦しそうだしなあ。
いや、暑苦しいのを経験してくるというのもアリなのですが。(^_^;;
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木曜に実習でゼメキスセンターに行ったら、ドアのところになにやら貼り紙が。近づいて読んでみると「日曜日はシュラインでイベントがあって、周囲の道路は閉鎖されちゃうから、車で来ないように」というお達しでした。
どうやら、スクリーン・アクターズ・ギルドという、ハリウッドの俳優たちの組合によるSAG賞というものの授賞式が、明日の夜、シュラインで行われるらしいんですな。
このSAG賞、今回で13回目、TV放送(といってもケーブル局のTNTとTBSですが)は2回目という歴史の浅いイベントですが、俳優さんたちが自分たちで決める賞ということで、けっこう出席者は豪華みたいです。
明日の夜は赤絨毯のまわりに群がる見物人の一人になりに行ってくるかな?(^_^;;
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水曜は、せっかく一週間のうちで唯一授業のない平日なのに、洗濯して宿題して中古車探して銀行とか諸々事務処理済ませて原稿書いてたら、あっというまにそろそろ夜の11時であります。
ああ、わたしの優雅な休みの日はどこに(そんなものはありません)。
ちなみに、中古車探しは今回も空振り。まあ、今んとこ、50ドルで買った中古の自転車で大学まわりを走り回ってるだけで手一杯なんで、週末以外はあんまり不便は感じないんですが。
それにしても、そんなにきれい好きというわけじゃまったくないんで、週に2回しか洗濯しないんですが、まあなんであんなに洗濯物っていうのは見る間に増えるんでしょう?(^_^;;
そして、アメリカは表に干すの厳禁で、基本的に乾燥機なのですが、寮の乾燥機が無駄に強力なもんで、衣類が縮む縮む。これは洗濯機メーカーと服飾店とが共謀している陰謀か何かなのか?!(>_<)(違います>自分)
とかやってるもんで、買ったばかりのHDDレコーダーにはどんどん見てないドラマが溜まりだしてます。うひーー!
そういや今見てる中で日本未放送でお勧めなのは、前から言ってる「ギャラクティカ」や「ヴェロニカ・マーズ」、「ヒーローズ」以外だと、「スタジオ60」でしょうか。
これは「ザ・ホワイトハウス」のアーロン・ソーキンの新作ドラマです。今度はテレビ業界内幕もので、映画でも活躍中のアマンダ・ピート、「フレンズ」のマシュー・ペリー、「ザ・ホワイトハウス」のジョシュ・ライマン役でも良い味を出していたブラッドリー・ウイットフォードなんかが出ています。コメディの現場の話なんですけど、まるっきり「ザ・ホワイトハウス」と雰囲気は一緒なほぼシリアスちょっとだけユーモア全編これ台詞の嵐といったソーキン節が堪能できて、ファンにはおすすめなんですが、渋すぎて日本じゃ放送は難しいかも。てか、こっちでも来シーズンまで延命できるのかなあ?(^_^;;
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えー、今週、注文しておいたHDDレコーダーがようやく届いて、さっそく接続してみたんですが、これがうまくいきません。
何がダメって、配信されてくるTV番組表のチャンネル構成が、実際のTVと全然違うんですわ。
日本みたいにしっかりしてない、というか、日本と違ってケーブルTVが山のようにある上に、地域や供給元によって割り当てられてるチャンネルがそれこそバラバラ。しかも、番組表の供給元もTVガイドとTivoの2つあるという状況でして。
でもって、この寮のテレビって、大学のケーブルから供給されてるんで、山のようにいろんなチャンネルを見ることができる代わり、正規のケーブル局じゃないんで、チャンネルの割り振りがTVガイドが配信してるデータに載ってないみたいなんですよ。
うう、Tivoにしておくべきだったか。でも、毎月番組配信表にお金取られるのがイヤだったのと、DVDも見たかったんで、Tivoじゃなくて普通に日本製のHDD/DVDレコーダー買っちゃったんですよねえ。うう、不覚。
とかって、延々とリモコンいじってたら、同室のインド人のアマールくんに「あきらめて予約時間とチャンネル打ち込んだら?」と言われてしまいました。
それは「最後の手段」なんだい!(泣)
「動くはずのもの」が作動してないのって、すごくむかつくじゃないか!」
と主張したら、
「TECHNOLOGY SUCKS!(テクノロジーってむかつくよね」
と同意してくれましたよ。工学部なのにそんなこと言っていいのか、と思って彼のほう見たら、買ったデジカメがうまく作動しなくていらついてんでやんの(笑)。
ああ、テクノロジーってやつぁ……。
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昨日、いつも通る学校へ向かう道の電柱に、こんな貼り紙があるのを発見、一瞬「げげ、大人の失踪人の貼り紙かよ!」と思ったのですが、実はこれ、今週末から公開されるリメイク版「ヒッチャー」の広告の一環だったのでした。(^_^;;
だから、わざわざ「たぶん死んでいる」と書いてあったり日付が「1月19日」(公開日)だったりするんですね。
いろんなこと考えますなあ、映画会社も。てか、これって効果あるんですかね? 映画のタイトルも何も書いてないし。
ちなみに、今回の恐怖のヒッチハイカーはオリジナル版のルトガー・ハウアーに代わって、ショーン・ビーンだそうですが……、この人もイギリスじゃ人気者なのにハリウッド映画じゃ悪役ばっかりで、ちょっとかわいそうかも。テレビドラマの「シャープ」シリーズとかだと、むちゃくちゃかっこいいヒーローなのになー。(^_^;;
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いよいよ今日から「24」の第6シーズン(あと20分!)なわけですが、裏番組の「ヒーローズ」も見たいし、早く注文しといたHDDレコーダー届かないかなあ。
ちなみにその「24」は日曜だけじゃなく月曜も2時間ぶっ通しで新エピソードを放送、日月2日間で4時間話を進めちゃって、一気にお客さんをつかむ作戦みたいです。すげー。てか、裏番組の「ゴールデン・グローブ賞授賞式」は正直かなり視聴率を食われちゃいそう。
本家「CSI」のグリッソム主任を演じてるウィリアム・ピーターソンが「ちょっと休ませて」と休業宣言しちゃって、なんと今週から(最低)3話のあいだ、グリッソム主任は長期休暇を取って大学に教えに行くことに。その間、代わりの主任としてマイク・ケップラーなる人物が登場するんですが、なんとこれを演じているのが映画で癖のある悪役を演じたりブロードウェイで活躍したりしている個性派俳優リーブ・シュライバー。うーむ、「CSI:NY」のゲイリー・シニーズにも驚いたけど、渋いキャスティングですなあ。
変人コメディ「マイ・ネーム・イズ・アール」にジョン・ウォーターズがゲスト出演。怪演で主人公よりも変人ぶりを見せつけるとか。
今週日曜から、Sci-Fiチャンネルではいよいよ、現代のシカゴでオカルト探偵をしている魔法使いの活躍を描く人気小説シリーズのテレビ化「ドレスデン・ファイル」と、オリジナルからは想像もつかないほどの傑作となった宇宙戦争SF「バトルスター・ギャラクティカ」の新シーズンが始まります。うおー、楽しみーー。
テレビといえば、他のことはともかくこれだけはルームメイトで耐えられんことが一つ。部屋に置かれたテレビは、今どきのことなんでワイドスクリーンの液晶テレビなんですが、同室のティムくんはどうしてもスクリーンいっぱいに画面が写っていて、なおかつ上下も切られずに残ってないと気がすまないらしく、横広のフル画面にしたがるのです。それじゃ上下左右の比率が狂って絵が変だろうと言っても「だってズームにすると上下が切れちゃうじゃないか」と繰り返すんですな。だから、スタンダードで見りゃいいんだよ、そういうときは! あと、最近のドラマは全部最初からワイド画面対応で上下切れてんだから、さっさとズームにすりゃいいんだい!
……ああ、疲れる。こればっかりは耐えられそうにありません。どっからどう見てもその絵は横に広がっちゃってて変だろう!! わかってくれよう(泣)。
ところで、昨日「サイキ」について「心理学者が主人公」と書いちゃったんですが、これはわたしの勘違いで、本当は「自称サイキックのペテン師が主人公」でした。いいのか、そんなんが刑事と一緒に行動してて?(^_^;;
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今日は学校のそばのシュラインで開かれたコミックス&SFコンベンションに行ってきました。
コンベンションといっても、こういう小規模なものはたいしたもんじゃなくて、大きめの体育館程度の会場(シュラインといっても、昔アカデミー賞授賞式が行われていたオーディトリアムという大きな劇場じゃなくて、そのそばに隣接して建っているエキスポセンターというコンベンションセンターのほうなのです)に、地元のアメコミ屋やオモチャ屋、ビデオ屋さんたちがずらりと店を出しているだけなので、何も買わなきゃ10分もあれば見て回ってしまえるのです。
と言いつつ、ついつい、ソフト化されていないはずの古いテレビシリーズの海賊版DVDを売っている怪しげなビデオ屋の品揃え(「MANTIS」とか「狼女の香り」とか「「スペースシップ1(それもパイロット版だけじゃなくて、テレビシリーズ全話)」とか「ウィッチブレイド(アニメじゃなくてヤンシー・バトラー主演の実写版のほう)」とか話題の「ヒーローズ」の前半11話とか、じーっとチェックしていて、すっかり時間を食ってしまいましたよ。どこから出てくるんだかなあ、こういうの。(^_^;;
もちろん、わたしの(というか大半のお客さんの)お目当ては、会場内に設置されたステージでのスタン・ウィンストンのサイン会と、新作アメコミ映画「ゴーストライダー」のプレゼンだったわけなんですけど、実は一番の拾いものはその間にあったもう一つのプレゼンで流された「ザ・メッセンジャー」という映画の予告編だったかも。
というのもこの映画、恐い恐いと一部で評判になった「the EYE」のパン兄弟のハリウッド進出第1作だったのです。
アメリカの田舎町を舞台に、人里離れた一軒家に引っ越してきた一家が、その家に巣くう幽霊にたたられるという、実に古典的な幽霊談なのですが、とにかく見せ方がうまい。
ただ一人、その一家の小さな男の子だけが幽霊の姿を見ることができ、ティーンエイジャーの娘が真っ先に襲われるのですが、両親は何も気づかず、娘の訴えにも耳を貸さないという設定で、幽霊を出すタイミングや見せ方のうまいことうまいこと。かなり公開が楽しみになってきました。
「ゴーストライダー」は、監督曰く「まだ編集中」だそうで、なんだか大変そうです。まあ、なんといっても、主人公がガイコツ野郎に変身したあとはほぼフルCGになっちゃうので、ポストプロダクションがむちゃくちゃな量になってるのはわかりますが、うーーむ。
その場で上映された9分のシーンは、確かにアメコミのイメージ通りなんですが、さて、それがはたしておもしろいのかどうかは、全編を見てみないとなんとも言えないかも。
スタン・ウィンストンは自分の今までの仕事をまとめた豪華本が出版されたんで、そのプロモを兼ねたサイン会に来てたのでした。わたしもさっそく本を買ってサインしてもらい、ついでに写真を撮ってもらってきました。実は、前に何度か仕事で会ったことがあって、USCの推薦状も書いてもらったんで、そのお礼も兼ねて顔を出したんですが、これじゃ、ただのファンと変わりませんな。(^_^;;
次回は2月にまた同じ場所でコンベンションがあるらしいですが、今度はあんまり派手なゲストは来ないみたいなんで、たぶん行かないかも。やっぱ、サンディエゴ・コミコンみたいな大規模なコンベンションじゃないと、あんまりおもしろくはないですね。(^_^;;
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あー、なんか、とりあえずいろいろ放り出して、テレビを見てしまっております。
まずはSci-FiチャンネルでTVムービー「グレンデル」。有名なベーオウルフの怪物退治話の映像化ですが、肝心の怪物親子のCGがしょぼくてがっかり。こないだDVD買って見たジェラルド・バトラー主演の「ベーオウルフ&グレンデル」のほうが、たいした特撮もないかわり、ほぼ全編北欧ロケで撮ってて、印象的でしたわ。いや、アレはアレで絶対ヒットしないタイプの地味~な映画でしたが。
ちなみに、Sci-Fiチャンネルじゃ「ドレスデン・ファイル」の第1話と、「バトルスター・ギャラクティカ」の新シーズンのCMがバンバン流れてて、むちゃくちゃ期待させてくれますた。
そのあと、NBCのコメディっぽいミステリ「サイキ」を初めて見ております。
これは変人の天才的な心理学者と刑事のコンビが毎回事件を追うというものなんですけど、今回は、失踪した少年を捜してくれと頼まれて、地元で開かれているコミックコンに潜入してしまうのです。
変人学者のほうはまったくアメコミに興味がなくていかにもうんざりといった感じで会場を引っかき回しもんで、実はアメコミおたくだった刑事のほうがあたふたしてんでやんの。
しかも、コンベンションのゲスト役に、ジョージ・タケイが本人役で出てきて、むちゃくちゃなキャラになりきってて大爆笑。部屋にブルーベリーが用意されてないと怒り出すし、しかもある特定の州で採れたものじゃないといけないという偏屈ぶり。「変に聞こえるかもしれんが、わたしには味の違いがわかるのだ」だってやんの。
いや、事件そのもの、というか、ドラマそのものはたいしておもしろくなってないんですけど。うーむ、あと10分か。なんかちゃんとひねりがあるのかなあ?(^_^;;
それにしても、そこらの地方コンで、あんなにコスプレの連中がうろうろしてるわけないと思うなあ。
そのへん実際はどうなのか、明日のシュラインでのコンベンションに確かめに行ってこなきゃ。
てか、明日はいよいよ「24」第6シーズンの第1話2時間スペシャルですよ!
そして、明後日はゴールデン・グローブの授賞式!
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やっと週末になって大学が休みなので、昨日から日用品などの買い物にかけずりまわっています。最大の問題は、まだ車がないんで機動力に欠けるところだけど、こればっかりはデカイ買い物なんでねえ……。
さて、とか言いつつも、ようやく一息つけたので、今日は朝から「LA WEEKLY」誌を眺めて、新作映画の情報なんかをチェックしています。

この「LA WEEKLY」は毎週木曜に発行される週刊のフリーペーパーで、LAのいたるところに無料で置いてあるので、気軽に手に取ることができます。東京で言えば「R25」みたいなものでしょうか。
この雑誌が映画ファンにとってとても便利なのは、LA近郊のすべての映画館の上映スケジュールがばっちり掲載されているという点です。映画ファンにとって一番重要かもしれない情報がタダで入手できる、お得な情報誌なのです。
もちろん、上映中の新作についての短いレビューなんかも載っていて、ある程度参考にすることもできます(レビュアーと趣味が違う場合、あんまり鵜呑みにすると痛い目にあいますが)。
そのレビュー欄でも絶賛されてた今週末の新作がヒラリー・スワンク主演の学園ドラマ「Freedom Writers」。どうも中身は、スワンク扮する熱血新人教師が赴任先の高校で落ちこぼれ生徒たちを勉学と人生に目覚めさせるという、わりとありがちな優等生的学園ドラマっぽいのですが……。いや、学園映画ファンのわたしとしては、見たいとは思ってますけど。
その他、新作で気になったのはロバート・デ・ニーロが監督、マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが主演している実録スパイ映画「The Good Shepherd」とか、ニック・カサベテスが監督したひと癖ありそうな犯罪ドラマ「Alpha Dog」とかでしょうか。いや、もちろん、今一番気になっているのは、われらがギレルモ・デル・トロ監督の最新作「Pan's Rabyrinth」なんですけど。第二次大戦中のヨーロッパを舞台にした少女と妖精たちのお話、といっても、デル・トロ監督のこと、妖精とは言ってもおとぎ話に出てくるようなかわいいんじゃなくて、民話や伝説に登場する「妖怪」と訳したほうが正しいような化け物がぞろぞろ出てくるダークなファンタジイになっている模様。いやー、楽しみです。

と、ページをめくっていて目にとまったのが、一ページぶち抜き、しかもカラーで載っていた『ガンスリンガーガール』のテレビ放送開始の広告。
もちろん、あんな過激なアニメ、アメリカじゃ地上波じゃ絶対放送できないんで、放送するのはケーブルテレビ局なんですが、とはいえ、これだけ大々的に宣伝してるのはすごいなあ。
アメリカじゃタブーとされている絵(少女+銃+血糊)がカラーでドーーンと1ページですよ。すげー。
はたして、どういう反応が起こるのか、楽しみなような恐いような(新興のケーブル局だし、メディアから無視されるという可能性もありますが)。

そして、さらにページをめくっていると、来週の日曜にUSCの隣にあるShrineという建物でコミックブック&SFコンベンションが開かれるという記事が!
この手の小規模なコンベンションは、コンベンションといっても、業者がずらーっと店を並べて、コミックやらオモチャやらを売るだけで、ファンが主体となって行われる狭い意味での「コンベンション」とは別物なのですが、ゲストを見て、行く気満々になってしまいました。
スタン・ウィンストン? いや、あの人とは実は知り合いで、大学の推薦状も書いてもらっちゃったくらいだから、別にコンベンションで会わなくてもいいんですよ。いや、逆にお礼がてら、手みやげかなんか持って会いに行くべきか? って、何も日本から持ってきてないよ!
……じゃなくて、実写版「ゴーストライダー」のプロモでヒロイン役のエヴァ・メンデスが、監督のマーク・スティーヴン・ジョンスンと一緒にやってくるってこと。いやー、あのラテン系セクシー美女の実物を生で見ることができるんなら、8ドル出しても行く価値があるんではないかと!(どうも、映画の出来はあんまり期待してないらしい……)
というわけで、来週の日曜はコンベンションに潜り込んできますぜ。会場まで歩いて5分だし。(^_^;;
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あんまり疲れてたんで、晩ご飯も食べずに夕方から7時間ほど寝ちゃったんですが、起きてもこっちはまだ午前2時だったりします。
今日は朝からオリエンテーションの1日目なのですが、昨日、ネットで調べたら正式な集合時間が9時半になってて、ホッとしたというか肩すかしというか。大学の隣のホテルにしちゃったんで、9時過ぎに出ても間に合っちゃうぜ。
さて、そんなことはさておき、アメリカの「TVガイド」誌が昨年の総まとめをおこなっています。
http://www.tvguide.com/special/best-year-2006/tv.aspx
中でも気になるのが昨年のベスト10、というわけで、今回はその結果を紹介してみます。
1.バトルスター・ギャラクティカ
言わずとしれた「宇宙空母ギャラクティカ」のリメイク版新作がトップ。「SFのみならず今放送されているすべてのドラマの中でトップ」という、ものすごい高評価を受けてます。
見ればそれも当然の、まさに現代の世界が抱えている問題をそのまま視聴者に叩きつけてくる、暗くてシビアで強烈な戦争ドラマに仕上がってます。
スタトレでもSWでもない絵面を作ろうとしているところや、SFとして脇が甘かったオリジナル版の穴を埋めるように設定を詰めていっているところも良し。
まあ、逆にそういう点が日本ではウケないと判断されて、日本じゃ最初のミニシリーズがソフト化されただけで止まってるのかもしれませんが。
2.Friday Night Lights(フライデー・ナイト・ライツ)
2004年に全米で公開されヒットした映画「プライド 栄光への絆」のメインスタッフによる同題のテレビドラマ(映画の原題もFriday Night Lightsなのです)。
映画版は実話に基づいていたんだけど、テレビ版は「テキサスの田舎町にある、とある高校のアメフト部員たちの青春モノ」という基本設定だけ残して、架空の舞台と登場人物に移し替え、自由なドラマ作りを目指してます。
といっても、「楽しみと言えば高校のアメフトの試合だけ」というアメリカの田舎町特有の閉塞感と、その中でもがく若者たちの姿を描いているところは、テレビ版も映画版と同じで、かなり泣かせる青春ドラマになっています。
3.Heroes(ヒーローズ)
今期の新番組の中でもダントツの話題作。
突如、超能力を得てしまった一般人たちが、迫り来る世界の破滅を阻止すべく立ち上がるという、スーパーヒーローもののコミックスの世界を実写でリアルに再現したかのようなドラマ。TVドラマ版「ジャスティス・リーグ」か『ワイルド・カード』かって感じ?
登場人物の一人、テレポーテーション能力を持つ小太りメガネのおたくな日本人サラリーマン(勤務地は東京なんだけど、夜な夜なテレポートでアメリカにやってくる(笑))のヒロが、人気急上昇中だとか。えーっと……。(^_^;;
4.グレイズ・アナトミー 恋の解剖学
たぶん、今アメリカのテレビドラマの中で一番人気が高いのがこの作品。
シアトルの大病院を舞台に、外科医を志望するインターンたちの奮闘の日々を、恋愛模様をたっぷりと盛り込んで描いたという、昼メロの病院ものドラマと「ER」を足して2で割ったみたいな作品。
登場人物たちが皆魅力的かつ個性豊かに描かれているのと、意外な展開がてんこ盛りのひねくれたプロットが人気の秘密か。
5.Project Runway(プロジェクト・ランウェイ)
ベスト10に選ばれた唯一のリアリティ・ショー(「サヴァイヴァー」みたいな視聴者参加番組のこと)。詳しくは知りません。おもしろいんかねえ?
6.Veronica Mars(ヴェロニカ・マーズ)
視聴率は芳しくないけど、批評家の高い評価と熱烈なファンとが存在するのが、この作品。
カリフォルニア州南部のお坊ちゃん学校を舞台に、次々と起こる事件を、女子高生探偵ヴェロニカが解決していく、学園ハードボイルドもの。
なんせハードボイルドなんで、名探偵が快刀乱麻に難事件を解決するとかじゃなくて、ものすごくイヤーな話もけっこう多い、リアルな青春ものになっているところが肝。青春ドラマファンにも探偵ドラマファンにもおすすめ。
7.The Office(ザ・オフィス)
元はイギリスのテレビドラマだったのを、アメリカでリメイクしたコメディ。まったく勤労意欲に欠けるダメダメ会社員たちの日常生活を描いてます。
8.24
日本でもおなじみの対テロ・ハードアクション。第6シーズンはどうなっちゃうんでしょうねえ? てか、映画版もやっぱりリアルタイム進行なのか?
9.LOST
これまた、日本でももはやおなじみ、「エイリアス」、「MI3」のJ・J・エイブラムズがプロデューサーの、航空機遭難ドラマ。謎また謎の展開にはたしてちゃんとしたエンディングが考えられているのかは、ものすごく疑問。(^_^;;
10.Deadwood(デッドウッド)
残念ながら2シーズンで打ち切りになっちゃった(TVムービーで続きを作る案は出てるらしい)、今どきむちゃくちゃ珍しい正統派ウエスタン。
実在の街デッドウッドに、これまた実在の登場人物たち(カラミティ・ジェーンとか)が登場する、リアルで渋~い西部劇。
嫌いじゃないんですけど、確かに地味すぎた気もします。(^_^;;
以上10作品、日本未紹介の作品が大半というのは、さびしいっすね。特に「ギャラクティカ」はなんとかならんのかなあ。
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前の書き込みのあと、ふっと思い出してネットを調べたら、角川が自社から出している横溝作品を一枚のSDカードに収めたものを来春発売するとか。
でも、SDカード単体では売らなくて、あくまでもそれを読むための端末(ワーズギア)とのセット売りで、しかもネット販売オンリーで、価格は57500円。うーーーむ、悩ましい……。
○web KADOKAWAの「横溝正史探偵小説大全」予約ページ
そういや、この話、こないだの古典SF研究会の忘年会の時に、北原さんと溝端さんに教えてもらったんだっけ。
なんかもう、惚けまくってます>自分。とほほ。
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![]() | 僕たちの好きな金田一耕助 |
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前々からアメリカに住んだらしてみたかったことの一つに、ブッククラブに入るというのがあります。
要は、入会したらものすごい値引率の通販で、ハードカバーの新刊本を買えるというヤツです。
SF専門のThe Science Fiction Book Clubとか、ミステリ専門のThe Mystery Guildはもちろんのこと、そういうジャンル書じゃない一般小説やノンフィクションなんかも含めたベストセラー本のブッククラブにも興味津々なのですが、こっちは何せ数が多くてどれがいいのやら。やっぱ、Book-of-the-Month Clubとかかなあ。
アメリカ的読書というものを体験するためにも、いろんなジャンルの本をお勧めされるまままんべんなく読んでみたいし、もちろん、本代を安く抑えたいので、ディスカウントに大いに興味があったので、昔から一度入ってみたかったのです。もっとも、今となってはamazon.comとどっちが便利なのかなあ、という疑問も実はあったりもして。
まあ、そういう疑問にも実体験で答えを出した方が「おもしろい」のはまちがいないのですが、さて、どうすっかなあ。
○The Science Fiction Book Clubのページ
○The Mystery Guildのページ
○Book-of-the-Month Clubのページ
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仕事と忘年会と渡米の準備とでグルグルまわっていて、なんだか呆然としてしまって、ブログの更新が滞っていたりします。
アメリカ着いたらマジメに毎日1回、その日の出来事をブログで報告しようと思っているのですが……。
さて、そんななか、ようやく昨日ネットにアクセスして目を通したのが、ハリウッドで実写版としてリメイクされている「トランスフォーマー」の予告編。なんか、ものすごく正統派のシリアスな侵略SFっぽい作りなんですけど……。
いや、確かに大筋はオリジナルのアニメ版と同じだし、アレだってマジメといやあマジメだったわけですが、だがしかしこのイメージの差は!(^_^;;
うーー、期待しちゃっていいんですか? でも、監督はあのマイケル・ベイだしなあ……。
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![]() | ピーナツバター作戦 |
![]() | ジョナサンと宇宙クジラ |
青心社から新装版が出た、ヤングの短編集『ピーナツバター作戦』に、新しい解説を書かせてもらいました。先日、早川からやはり新版が出た『ジョナサンと宇宙クジラ』とあわせてどうぞ。
あとは「たんぽぽ娘」やSFMに翻訳が載った短篇群が収録された短編集が出たらいいのになあ。
ちなみに、青心社からは今月、ラファティの『子供たちの午後』も新装版となって再登場するとのこと。
エドモンド・ハミルトンやデーモン・ナイトも新装版が出たらいいなあ。
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土曜日は、海外SFファングループ「ぱらんてぃあ」の忘年会におじゃましてきました。
忘年会といえば、この「ぱらんてぃあ」の忘年会から始まって、29~30日の関西SF忘年会で締めるというのが、毎年の恒例だったのですが、それも来年からはしばらくお預けになるかもしれず、少々寂しい気持ちになったりもしています(いや、結局、年末は帰国して参加してたりする可能性もありますが)。
さあ、今週も宴席が2件。日頃あまり会えない人たちに出国の挨拶をしてきたいと思います。
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昨日は、関西大学SF研の大先輩にして青心社の社長でもある青木治道さんに、「うちの書庫に古いアメコミがあるのを処分したいんやけど、値付けしてくれるかなあ?」と言われ、早速拝見に行ってきました。
書庫に整然と並んだマンガの古本(それも多くは雑誌!)の山に目が眩みつつも、部屋の一角にかためて置かれた500冊ほどの古いアメコミをチェックし始めたのですが……、
70年代前半の、アメコミ第2黄金期、いわゆるシルバーエイジの貴重な古雑誌ばかりで、中でも歴史的な価値のある号や、今でも人気の高い号が、出るわ出るわ。
古書価は保存状態によってピンキリではあるのですが、それでも、とても1時間やそこらで値付けできる代物ではなく、後日じっくり時間をかけて全冊チェックすることにして、一旦帰ってきました。
いやもう、まさか、ギル・ケインの描いたスパイダーマンや、ニール・アダムズの描いたグリーン・ランターンの(復刻じゃない)現物を、この手で触って中身を見ることができるとは。
お宝というのは、まさにこうやって、思いもよらないところに隠されているものなんでしょうかねえ。ああ、驚いた。
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![]() | 星と半月の海 |
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![]() | スーパーマン アルティメット・コレクターズ・エディション
ワーナー・ホーム・ビデオ |

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![]() | 竜を駆る種族 |
ジャック・ヴァンスの代表作の一つ『竜を駆る種族』の新装版が刊行されました。
『終末期の赤い地球』、『大いなる惑星』、〈冒険の惑星〉シリーズ、そして〈魔王子〉シリーズ……。
一時期、日本でもあんなに出ていたヴァンスの作品が、いまやほとんど入手できないというのは、残念を通り越して不幸なことだと言わざるをえません(わたしのまわりには、熱烈なファンが大勢いるのに、おかしいなあ)。
オリジナリティあふれる異世界描写、シニカルでハードボイルドな視点、無駄のないストーリー展開。ヴァンスの作品はいつまでも古びない魅力にあふれています。
なにより、まだまだ未訳の長篇や短篇が山のように残されているのです。
今こそ、ヴァンス復権を高らかに唱えようではありませんか!
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なんか今日は朝から天気悪いっすなあ。
さて、今日も知人のブログを紹介します。
先日ご紹介した氷川さんと同じくアニメ評論家として活躍中の藤津亮太さんのブログです。さまざまなアニメ関連のネット上のニュースを拾っておられるのもありがたいのですが、なんといってもご本人の長文評論が読めるのがとてもうれしいブログとなっています。
たとえば、角川書店の「NewWORDS」第1号のレビュー欄のために書かれた「劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」評を読んで、わたしはいろいろと「我が意を得たり」と膝を叩いたり「そこはちょっと意見が違うなあ」と思ったりしつつ、批評を読むことによって元の作品を再度楽しむという喜びに浸ることができました。アニメの評論というものを確立するためには、あらすじを連ねただけの紹介記事や、好悪だけを綴った○×式のレビューではなく、こういう長文を書ける人とそれを発表する場とがもっと必要なのだと思います。
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昨日から体調を崩してぼーっとしてます。月曜から毎日打ち合わせやパーティが続くので、今日は仕事しないでダラダラします。
というわけで、日記も簡潔に。
今回は尊敬するサイエンス・ライター、鹿野司さんのブログを紹介します。
鹿野さんは博学なうえに、説明が実に明快かつ平明で、なおかつ常に批評的な視点とユーモアを忘れないという、希有なサイエンス・ライターです。
私もたまに科学解説めいた記事を書くことがあるんですが、なかなか鹿野さんの域には達することができないのでありました。
そんな鹿野さんのブログの最近のエントリーでは、例の宇和島での腎臓移植について鹿野さんのコメントが書かれています。科学とか技術とかの持つ人間的側面というものを、鹿野さんは冷静に捉えているのがよくわかる(科学に寄りすぎている人はこの視点が欠落していることが多い)実に示唆に富んだコメントなので、未読の方には是非とも一読を勧めます。
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今日の午前11時から午後4時半まで、法政大学市ヶ谷キャンパスで、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の中から、実相寺昭雄監督の作品4話(「故郷は地球」、「空の贈り物」、「狙われた街」、「第4惑星の悪夢」)を16mmフィルムで上映し、アニメ・特撮評論家の氷川竜介さんが講演するというイベントが開催されます。
関東地方の人で、今これを読んでる人。まだ間に合いますよ!
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![]() | 私のハードボイルド 固茹で玉子の戦後史 |
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![]() | 明日への誓い 若き女船長カイの挑戦(3) |
ここんとこ珍しく仕事の告知が続きます(って、もっと働かんかーい!>自分)が、今日も一本お知らせです。
『栄光への飛翔』、『復讐への航路』に続く、エリザベス・ムーンのスペースオペラ〈若き女船長カイの挑戦〉シリーズの第3作『明日への誓い』の巻末解説を書きました。
この連作は今どき貴重な正統派スペースオペラだったりします。ニュー・スペースオペラもあれはあれで実に良いんですが、こういう昔ながらの安心できる作品もまた良し、ということで、アンドレ・ノートンの〈太陽の女王号〉シリーズや、ネルスン・ボンドの『宇宙人ビッグズの冒険』あたりが好きだった人、もしくはTRPGの「トラベラー」にはまったことがある人なんかには特にお勧めです。
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あー、今日はちょっとズルズル原稿書いてたりするので、知人のブログを紹介してお茶を濁すことにします。(^_^;;
カルテック(カリフォルニア工科大学)に留学中の板倉充洋さんは、グレッグ・イーガンとトールキンにはちょいとうるさい三十代後半のSF/FTファンで材料物理と統計力学の研究者(以上、自己申告より)です。
板倉さんの日記は、理系ネタやSFネタはもちろん、アメリカのテレビネタやご当地ネタなどが満載で、いつも楽しませていただいてます。
わたしが向こうに行ったら、ぜひ一度一緒にメシ食いに行きましょう>板倉さん。
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![]() | 夢盗人の娘 永遠の戦士エルリック(5) |
エルリックものの第5巻てか第9部てか新三部作の第1巻(実はフォン・ベック一族ものの第4部でもある)。
まだ読みかけなんですが、第二次大戦中のドイツを舞台に、黒の剣を求めるナチスに追われるフォン・ベックが地下世界ムーに赴き、エルリックと出会う……って、『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』かいっっ?!
そして、どうやらクライマックスは、バトル・オブ・ブリテンのイギリス空軍をドラゴンが加勢するとかしないとか……。
なるほど、そこに着地したか>ムアコック。
いや、フォン・ベック一族ものの第1部『墜ちた天使』も中世を舞台にしてるわけだし、異世界ファンタジーであった〈エターナル・チャンピオン〉シリーズが平行世界ものとしての色を濃くしたあげくに歴史ファンタジーに転じ出してたのは知ってたんですが、ちょっとびっくり。
私は『墜ちた天使』が大好きだし、テーマ性が今まで以上にはっきりしている気がするので全然OKなんですが、純然たる異世界ファンタジーを期待していた人にはどうなんでしょう?(^_^;;
それにしても、『タネローンを求めて』で一旦幕を閉じたはずの〈エターナル・チャンピオン〉シリーズが80年代に再開して以降、実はもっとも重要な「チャンピオン」はエルリックでもエレコーゼでもなく(もちろんホークムーンやコルムでもなく)フォン・ベック一族だというのに、そのシリーズがきちんとした形で日本に紹介されていないのは残念至極です。
今回の早川でのエルリック再刊、そして創元でのホークムーン再刊に続いて、フォン・ベック一族ものの紹介も進めばいいのですが。
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昨夜は、関西の友人や先輩たちが、壮行会を開いてくれました。ほんとうにありがとうございました。なんだか、食べながら昔話に終始していたような気もしますが(笑)。
とか、ほんわかした気分で帰宅して、せんべいをかじった途端、前歯にかぶせてあった差し歯がベキっと割れてしまいました。うあー、この忙しい時期になんちゅうこっちゃー!(泣)
ああ、人生はあざなえる縄のごとし。良いことと悪いことは交互にやってくるなあ。とりあえず、今日は朝イチから歯医者に行ってこようと思います。とほほ、物入りだなあ。
まあ、この際だから、渡米前に歯を全部しっかり診てもらってこよう、そうしよう。
![]() | 月刊 COMIC (コミック) リュウ 2007年 01月号
徳間書店 |
さて、そんなことはさておき、先週末発売された徳間書店の月刊マンガ誌〈COMICリュウ〉の2007年1月号から、コラムの連載を始めました。水玉螢之丞さんのイラストつきです。内容は、これからの留学生活を綴ったドタバタ奮戦記になる予定です。いや、毎月愚痴ってるかもしれませんが。(^_^;;
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![]() | トゥモロー・ワールド |
昨日から全国で公開された映画「トゥモロー・ワールド」の劇場パンフレットに、原作と映画とを比較して映画版の特徴についてまとめた原稿を書いています。よければ劇場で手にとってみてください。
映画自体は、P・D・ジェイムズの近未来SFを、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で大いに注目を集めたアルフォンソ・キュアロン監督が1億ドルの大予算をかけて自由に映画化したもので、予告編からは全くわかりませんが、終始静かな原作とは違い、クライマックスでは壮絶な市街戦が展開する衝撃作となっています。シリアスなテーマを寓意的に扱いつつもリアルな映像で見せるという、なかなかに重たい作品ではありますが、現代的な近未来SFとして一見の価値がある問題作に仕上がっているので、軽くて楽しい作品ばかり見るのには飽きたという方にはぜひお勧めしたいと思います。
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私は日本版が出て以来ずっとPalmのPDAを愛用していたんですが、気がついたら日本ではすべてのメーカーが撤退しちゃっていて(まあ、PDA市場そのものがほとんどなくなっちゃったわけですが)次の機種をどうするのか、けっこう悩んでました。
そしたら先日、「どうせアメリカに行くんだったら、向こうじゃ携帯としても使えるから、試しにこれ使ってみたら」と、友人のPalmの神様Hacker Dude-sanさんがTreo650を貸してくれたのでした。
アメリカじゃ今は携帯+PDAのスマートフォン市場が大きく育っているらしく、ブラックベリーと呼ばれる機種とこのトレオ(今は上位機種として680と700もある)とがその主力商品らしいのですが、確かにこれが使いやすい。
携帯電話としてギリギリ許せる大きさ、必要充分な大きさの画面、そして小さいながらもフルキーボードつき(ああ、グラフィティよ、さようなら(笑))。
日本もこれからこういった形のスマートフォンが各社からどんどん出てくれるとうれしいんですが。
というわけで、今のところ、こいつをパソコンと連動させて使い倒しております。アメリカ行ったら、電話としても使おうっと。ありがとーー!>Hacker Dude-sanさん。
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![]() | ハイスクールU.S.A. アメリカ学園映画のすべて |
さて、高校といえば(と強引に話を変えてみる)、待望のアメリカ学園映画ガイド本『ハイスクールU.S.A.』が出版されました。
毎年量産され続けているアメリカの学園映画を、その先駆者として「アメリカン・グラフィティ」に言及しつつも、現代的なルーツとしてジョン・ヒューズ監督の「すてきな片想い」から彼が製作に回った「恋しくて」までの80年代の6本の作品に注目し、そこから現在までの120本以上の作品を紹介しつつ、そこに明示的もしくは暗示的に含まれているアメリカ文化の特質について語り尽くした、とんでもない労作です。
まあ、学園映画がおもしろい、というのは、それらを日頃見て楽しんでいる層には当たり前のことなんですが、この本を読めば、そのおもしろさの裏側にある、アメリカ的ティーンズライフなるものがうっすらと見えてきて、さらに興味深くなることは間違いなし。
というより、こういうジャンルとはけっこう縁遠い「おたく」な人たちにこそ、私は本書を猛烈にお薦めしたいのです。
なぜなら、近年の学園映画においては、ナーズとかギークとか呼ばれるアメリカのおたくたちが、常に重要なキャラクターとして登場し、物語のキーパーソンとなるばかりではなく、アメリカにおいておたくがどんなふうに高校生活でサバイバルしているかを(まあ、多分に戯画化してるとはいえ)見せてくれるからです。
いまや、おたくなキャラ抜きでは、アメリカの学園映画は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。テレビドラマもしかりで、「ドーソンズ・クリーク」は映画おたくの主人公が成長していく姿を追っていますし、「OC」は副主人公である青年がとんでもないアメコミおたくなのがアメリカで受けまくっています(でもって、悪役はたいていジョックス、つまり体育会系野郎(^_^;;)。
そこには、日本の高校よりも強烈に「大人になれ」という圧力にさらされているという、アメリカの高校生たちの文化が反映されているのです。
今まで「学園映画なんてちゃらちゃらした恋愛ものでしょ(イヤ、それはその通りだし、それはそれでおもしろいのですが)」と食わず嫌いでいたおたくな皆さんにこそ、ぜひとも本書を読んでもらって、アメリカ文化ネタの宝庫としての学園映画のおもしろさを再発見してもらいたいなあ、と思っていたりするのでした。
まずは、この本を読んで、次に、紹介されている作品の中で興味を持ったものから、ぜひDVDやビデオで見ていってほしいと思います。絶対はまるから(笑)。
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最終シーズン全22話、見終わりました。第1シーズンから数えると全154話。いやあ、堪能しました!
ちゃんと最後のほうで、初期レギュラーだったロブ・ロウが2回ほどゲスト出演したり、シーズン中盤で死んでしまったジョン・スペンサーの役の上での葬式を番組内でもおこなったりと、長いシリーズならではの感慨深いシーンがいくつもありました。こういうの、日本じゃあんまりないんで(あっても「渡鬼」だったりするし)、なんともうらやましいです。テレビは豪華さではどうしたって映画に負けちゃうけど、この「連続性」だけは絶対に映画より勝ってるのになあ。
しかし、むちゃくちゃ眠い! とか書いてないで一眠りしたら仕事に戻ろう。(^_^;;
![]() | West Wing: Complete Series Collection
Import (Warner Brothers) |
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![]() | West Wing: Complete Seventh Season
Import (Warner Brothers) |
米版DVD届いたー!(^_^)
ついに最終シーズンを見れる!!
というわけで、昨夜から「ザ・ホワイトハウス」の第7シーズンをずっと見てます。もうすぐ朝だよ。とほほ。でも、あと2日くらいは、ジョシュ・バートレット大統領の最後の任期と次期大統領選挙の激しい戦いの日々に没頭したいと思います。
マーティン・シーンの大統領は当然すばらしいけど、最終シーズンは次期大統領候補の二人もいいんですよ。なんせ、共和党側がアラン・アルダで、民主党側がジミー・スミッツ。アメリカTV界が誇る演技派の激突は、現実のブッシュ対ケリーなんかより当然ながらかっこいいし、エキサイティングなのでありました。(^_^;;
最終シーズン前半の山場である第7話では、この二人が繰り広げるディベート合戦の様子を、生で放送したというんだから、すごい。さっき、実際に見たんですが、あいだに一回しかCMが入らない長丁場で、まったく画面外に出ることができない中、延々と芝居し続ける二人のテンションの高さにやられました。ほとんど舞台劇の劇場中継みたい。
そういや、向こうに行ってるあいだに大統領選挙があるんですよね(2年後)。いやあ、生で楽しめるのか。おもしろそー。日本の選挙と違って、他人事(いや、結果の影響は日本人にも甚大だけど、選挙権はないっすからね)なので、娯楽として期待していたりするのでした。
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まだ疲れが取れなくて(やっぱり歳のせいか、前合宿の1泊2日はきついー)困っているのですが、ともあれ、思い出しつつ箇条書き風に。
・土曜日は昼には一旦東京から大阪の自宅に戻ったものの、実は前の日の仕事の疲れで、そのままダウン。起きたらもう夜で、合宿入りしたのは午後9時頃でした。当然、オープニングは見てません。なんかもう、グダグダなクイズがあったりして、爆笑をよんだらしいですが。まあ、爆笑で済むところがこういうSFコンベンションの優しいところでしょう。(^_^;;
・疲れていたせいもあり、合宿はどの企画にも行かず、大広間でずっとダラダラしてました。主に大森望・さいとうよしこ家の子供たちと、東浩紀・ほしおさなえ家のお子さんの、幼児3人をかまって和んでおりました。
・その東家の娘さん(1歳半)相手に「飛浩隆です。本を書いてます」と挨拶して、相手をしてあげていた飛さんの姿は、ファンなら狂喜していたでしょう。(^_^)
・まあ、大森家のトキオは東さんに挑戦されて大変だったみたいだけど、男の子はそれくらいで負けるな。東浩紀対アボトキオの対決は、京フェス史に長く語り継がれることでありましょう。てか、5歳児にして大広間で寝てしまっているSFゴロぶりってどうよ(笑)。
・あー、そういや、小林泰三さんたちと一緒に、三村美衣さんから『ひと夏の経験値』のあらすじを解説してもらって、「それは草食動物じゃなくて絶滅危惧種じゃん」などと暴言を吐きまくっていたような記憶もおぼろげに……。いやあ、おじさんたちはひどいことを言うなあ(他人事かい?!>自分)。
・結局、まだ企画は続いてる時間だったんですが、次の日もあるし、目も開けられないくせに「眠いわけじゃないんだよ」と抗弁するトキオを抱きかかえて布団にたたき込み、私も自分の寝部屋に戻って寝てしまいました。
・明けて本会の日。朝の8時から旅館を追い出され「11時までどうすりゃいいんだあ」とぼやきながら、とりあえずは朝飯を食べに行くことに。といっても、まだまだ眠くてロビーでぼーっとしていたら完全に出遅れてしまい、同じく出遅れた早川書房の塩澤さんと二人で近所の食堂まで行って、これまたぼーっと四方山話をしながら和定食を食べたのでした。今思えば、すでにこの時点から私もグダグダの神にとりつかれていたような……。
・というわけで、本会は2コマ出演したのですが、どちらもグダグダ。まあ、「ニュースペースオペラの潮流」のほうは、最初からある程度グダグダになるのは予想していて、そこを逆手にとって会場の笑いを取る戦法を最初から目指していたので良いのですが、「山本弘インタビュー」のほうは完全に山本さんのトーク力に助けてもらってしまいました。インタビュアーがインタビュイーに助けられてどうする>自分。只今反省中であります。とほほ。
・出番以外はロビーで、ときどき子供たちの機嫌を伺いつつ、椅子に座ってダウンしてました。飛さんのインタビューはとても聞きたかったんですが、朝イチの企画にもかかわらずほぼ満席状態だった(いかに前合宿だったとはいえ、さすが!)ので、ちょっとパスしてしまいました。残念。
・終了後、あっという間に参加者のほとんどが帰ってしまって会場からいなくなったのにはびっくり。例年だともっとダラダラと会場前で集まって、大人数で食事に行ったりするのになあ。やはり前合宿より後合宿のほうが良いのかも。
・そんなわけで、小浜徹也、三村美衣、塩澤快浩、水鏡子、福井健太、須藤玲司、岸場清悟、私の8人だけで、合宿所である「さわや旅館」の近所の和食屋「十両」で晩ご飯を食べて解散。いろいろ話が出ましたが、とりあえず覚えてるのは「今年の京フェスのキーワードは『グダグダ』ってことで」。ほんとにいいのか、それで?(^_^;;
・もっとちゃんとしたレポートは、たぶん今後、以下のページにどんどんリンクが張られていくことでありましょう。
○京フェス2006レポートリンク集のページ
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昨日も仕事の打ち合わせで、阿佐ヶ谷および市ヶ谷をまわってました。うーん、人と話すだけでお金になれば、今頃大金持ちなんだけどなあ。(-_-;;
さて、今日は朝から京都に移動して、今夜から一泊二日で京都SFフェスティバルに参加します。
日曜の本会での私の出番は、2コマ目の「ニュースペースオペラの潮流」(パネリスト)と、4コマ目の「山本弘インタビュー」(インタビュアー)です。
土曜日の合宿のほうは、……大広間でゴロゴロしてるかな?(^_^;;
では、参加される皆さん、会場でお会いしましょう。
ところで、実は私、USCに留学中の住処がまだ決まってなかったりします。
ロサンゼルスは家賃も高いし、いっそ学生寮に入って、映画やテレビドラマなんかによく出てくるアメリカの大学生たちの寮生活の実態ってやつを見てみようと思い、入寮申請しているんですが、渡米まであと2ヶ月を切ったというのに、まだ部屋が決まっていないのでした。
一昨日、USCハウジングといって、大学の寮を管理している部署からメイルが来て、「やっと返事が!」と思ったものの、文面を読んだら、
「今月末から12月にかけて部屋割りをします。部屋割りは空き部屋数と申請の日付順によって決まります。部屋が決まったらあなたが申請書に書いたメイルアドレスにEメイルでお知らせします」
としか書いてなかったのでした。
えーっと、最悪、部屋が空いてなかった場合、年末年始の皆休んでる時期にアパート探しをせんといかんのかい? orz
いやもう、手続きやらなにやら、いろいろありすぎて笑っちゃいますぜ>留学。
上の写真は大学とその周辺の地図。下半分を占める薄い色で塗られたひしゃげた五角形の部分が大学のキャンパスで、その内だけでなく外も含めて地図上に点在する青く塗られた建物が、すべて大学の寮です。
これだけあるんだから、どこか一部屋くらい空いてると思うんですけど……。
ちなみに、これまた値段が安いことと、向こうの大学生活を真に満喫するため、個室ではなく二人部屋を申請してます。どんなルームメイトになることやら。相手が院生でも、下手すりゃ20歳くらい年下なんだろうなあ、たぶん。(^_^;;
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昨日は飯田橋で、今日は朝から六本木で打ち合わせと、人と会って話してばっかですが、合間を縫って原稿もちゃんと書いてます>関係各位。
性格的に、家にこもってずっと原稿を書いているのは性に合わないので、打ち合わせで人と会うのは(初めての顔合わせも含めて)好きなのですが、打ち合わせどれだけしたって成果物(原稿)はできないわけで、それで仕事した気になっちゃまずいんですよねえ。とほほ。人生はきびしーーっ。
さて、今日はちょっと忙しいので、ここのところ読んだ本のリストでお茶を濁すことにします。
おすすめはなんといっても〈コナン〉と『ラギッド・ガール』でしょう。ノンフィクションだと『恐竜ホネホネ学』と『カイアシ類・水平進化という戦略』が特におもしろかったです。
![]() | ラギッド・ガール 廃園の天使〈2〉 |
![]() | 黒い海岸の女王 <新訂版コナン全集1> |
![]() | ゴールデン・エイジ〈1〉 幻覚のラビリンス |
![]() | シュガーな俺 |
![]() | 三年坂 火の夢 |
![]() | 恐竜ホネホネ学 |
![]() | カイアシ類・水平進化という戦略 海洋生態系を支える微小生物の世界 |
![]() | 個体発生は進化をくりかえすのか |
![]() | 予想脳 Predicting Brains |
![]() | サンカの真実 三角寛の虚構 |
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昨日は、午前中から原宿>飯田橋>新宿と打ち合わせ3連発。終わったときにはもう夕方で、さすがに疲れ果てました。でも、いろいろ良い方向に決まりそうなんで、達成感は大(いや、ここから自分が仕事しないと話にならんので、今の段階でそんなこと言ってちゃ本当はいかんのですが……(^_^;;)。
さて、今日はアメリカで人気放送中、日本でもDVDのレンタルと販売が始まったホラーアクションTVドラマ「スーパーナチュラル」の話です。
去年アメリカで放送が始まったときにも、前のブログで取り上げたんですけど、これって、今、私がイチオシのSF/ホラー系テレビドラマの一つだったりするんですな。
これは、20代の青年二人が、古いアメ車で旅をしながら、行く先々で幽霊や怪物を退治していくというシリーズで、売り文句が『X-ファイル』プラス『ルート66』なんだそうです。
物語の発端は20数年前、主人公の兄弟がまだ小さかった頃。ある夜のこと、二人の母親が父親の眼前で、超常現象によって悲惨な死を遂げてしまいます(なにせ、見えない力によって天上にはりつけられ、腹部を切り裂かれたうえに、炎に包まれて焼け死んでしまうのだから、ムチャクチャ強烈)。
それ以降、超常現象の存在を知った父親は、全米各地を飛び回って、妻を殺した魔物を捜すと共に、行く先々で魔物を退治するゴーストハンターになり、息子二人も厳しく鍛錬していたのでした。
というのが導入部で、本編は現代に時代が移り、弟のほうがスタンフォード大学の卒業を控えているというところから始まります。絶え間なく続く魔物退治の生活に嫌気が差した弟は、父と兄に別れを告げ、ロースクールに入って弁護士になろうとしていたのです。
そこへ、突然兄が姿を現し「オヤジが行方を絶った。探すのを手伝ってくれ」と言ってきます。いやいやながらも兄と共に父親探しに出かけた弟でしたが、第1の事件は解決したものの、肝心の父の居場所はつかめず、大学院の面接があるからと、大学に戻ってきちゃいます。
ところが、アパートに戻った弟の眼前で、彼の恋人が母親とまったく同じ方法で殺されてしまうのです。
母の死、父の失踪、そして恋人の死は、すべて関係があると考えた弟は、兄と共に、父を捜す旅に出るのでした……、というのが第1話のあらすじ。
主人公二人の活きの良さとか、アクションでどんどん進めていくテンポの良さとか、とにかく見ていて飽きさせない作りになっているところが良いです。
第1話では白衣の女(自縛霊の一種)、第2話ではウェンディゴ(雪男みたいなもの)と、毎回由緒正しい魔物が登場し、兄弟がそれぞれの魔物の弱点をきちんと突いて退治するところも、かつてのカルトなホラーTVドラマ「事件記者コルチャック」みたいで、ホラーファン、というより、モンスターマニアには嬉しいところでしょう。
おかしいのは、テレビなんで表現はマイルドではありながらも、明らかに最近の和製ホラーの表現を取り入れていたりするところ。ブラッディ・メリーなる、鏡に向かって呪文を唱えると現れる魔女の話なんか、クライマックスでの魔女の登場シーンが、まんま「リング」の貞子そっくりだったのには、怖いというより(良い意味で)腹を抱えて笑ってしまいました。
そういうのも含めて、毎回有名なホラー映画のパロディみたいにして、いろんな幽霊や妖怪が登場し、それをまた主人公の兄弟たちがいちいちネタにして笑いを取ってみせるあたりの、脚本の「わかってる感」もいかにも今風で好感が持てます。
また、途中からは弟に超能力が芽生えたり、どうやら母や恋人が魔物に殺された原因は、その超能力にありそうなことがわかってきたり、どんどん攻撃を仕掛けてくる魔物が悪魔たちであることがわかり、いきおい、まるで逆「オーメン」みたいな展開が見えてきたりと、連続ものとしての引きもなかなかガッチリしています。
もっとも、この過去からの因縁話については、ほんとにきちんとオチをつけられるかどうかが不確か(ま、ありていに言えば視聴率次第)という、アメリカの連続テレビドラマにありがちな不安を抱えてはいますが(打ち切りになったりして、尻切れトンボで終わらないでほしいものです)。
ちなみに、原作者でプロデューサーのエリック・クリプキ(映画「ブギーマン」でも、都市伝説を元にしたシナリオを書いてます)は、1974年オハイオ州生まれで96年にUSCを卒業した新鋭(おお、ここにもUSCの卒業生が!)で、実は「事件記者コルチャック」の大ファンなんだとか。
この「スーパーナチュラル」の企画も、元々はコルチャックみたいなレポーターが特ダネを求めてアメリカ中を旅し、行く先々で超常現象に出くわすという設定だったんだけど、企画を持ち込んだワーナーの偉い人に「今よそで「コルチャック」のリメイクの話が進んでるよ」と言われて、兄弟ものに直したら、ゴーサインが出たんだそうです。
(ちなみに、同時に別の局で放送がスタートした「コルチャック」のリメイク「ナイトストーカー」は9話打ち切りという惨敗でした。うーむ、アメリカのテレビ界はキビシーーーっ!)
ただし、第1シーズンは「そこで終わるか?!」という、とんでもないクリフハンガーな最終回で終わっちゃってるんで、そこまで見ちゃうと第2シーズンが気になって困っちゃうかも。(^_^;;
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うう、日曜日も「なかった」日。
月曜からはがんばろー!
さて今日は、AskJohnふぁんくらぶ(アメリカのアニメファンの質問に、アニメおたくの人が答えるページを邦訳しているブログ)の最新エントリーがおもしろかった(いや、アニメファンとしては、アメリカのアニメファンがどんなことを考えてるのかが垣間見えて、だいたいどのエントリーもおもしろいんですけど)ので、ちょっとリンクしてみます。
なるほどねー。
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昨日は疲れてたのか、寝てるあいだに一日が終わってしまいました。まあ、「なかった日」ということで。(-_-;;
さて、今日のお題は、最近お気に入りのアメリカのテレビドラマの話とか。
日本でも好評な「CSI:科学捜査班」の大ヒットのおかげで、アメリカでは科学犯罪捜査もののドラマが雨後の竹の子のごとく生まれています。「CSI」が「CSI:マイアミ」、「CSI:ニューヨーク」という2本のスピンオフを生んだのを皮切りに、女性法人類学者の活躍を描く「BONES ボーンズ」、FBI行動科学課のプロファイラーたちの活躍を描くCriminal Minds、さらには「JAG 犯罪捜査官 ネイビーファイル」のスピンオフである「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」等々、毎日どこかのチャンネルで科学捜査もののミステリが放送されていたりするわけですが、その中でも私が今一番楽しみにしているのが、「NUMBERS ~天才数学者の事件ファイル」なのでした。
これは、カリフォルニア理科大学(CALSCI)で教授をしている若き天才数学者が、FBIのロサンゼルス支局に勤務する捜査官の兄を助けて、持ち前の頭脳と最新の数学理論を駆使して次々に難事件を解決していくというドラマです。
毎回、様々な数学や物理の理論が、時には直接的な問題解決法として、時には事件の謎を解くためのアナロジーとして次々に登場し、科学マニアを楽しませてくれます。番組に登場する数学に関しては、CALTECHことカリフォルニア工科大学(物語に登場するCALSCIのモデルで、実際のロケ現場でもある、アメリカ西海岸でも有数の理系大学)の先生が監修についているため、ときどき「それはちょっと苦しいのでは」という展開もあるものの、たいていは「おっと、今回はそうきたか!」とニヤニヤさせてくれるのでした。
また、妻を亡くした父(元は現場たたき上げのエンジニア)、仕事一途な兄(体育会系の熱血捜査官)、女性に奥手な弟(元おたくの大学の先生)という親子の、ほんわかとした家族ドラマとしても良くできていて、お互いまったく性格が違う3人が、それぞれに相手を思いやって暮らしている姿が、とても心地よいのでした。いや、そろいもそろって男やもめ(しかも父と弟は実家に同居してて、兄も毎晩のように晩ご飯食べにくる)なのはどうよと思いますが(笑)。
脇役として、主人公の大学の同僚である物理学者役に、「アリーMyラブ」でも有能ながら変人な弁護士をチャーミングに演じたピーター・マクニコルが登場し、またもや有能ながらもどこか変わった変人を演じているのも、魅力だったりします。
主人公の数学者とこの物理学者のコンビが、変人ぶりを発揮しまくる会話シーンは、我々SFファンのおたく心をくすぐりまくるというか、心の中で「そうそう、そうだよなー」とうなずきまくるというか、大いに共感するところです。
たぶんそのへんが、わたしが他の科学捜査ドラマよりもこのドラマが好きな理由の一つなのかも。(^_^;;
というわけで、ミステリファンのみならず、SFファンにもおすすめ(もしかしたら、SFファンのほうがおすすめ)な気もする作品なのでした。
それにしても、前からあちこちで書いていますが、CSに入っていれば上記の作品群がほとんど日本でも見れちゃうんだから、良い時代になったものです。いや、逆に言えば、地上波しか見ていないと、海外ドラマなんかろくに目にすることもないわけで、ものすごーく趣味のタコツボ化というか、興味の拡散が進んでしまっているということでもありますが。
ちなみに、「NUMBERS ~天才数学者の事件ファイル」も、CSのFOXCRIMEで放送中です。
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実は今、東京に来ていたりします。
来週いっぱいは東京で諸々打ち合わせに出てから、京フェスに直行する予定なのでした。
そんなわけで、昨日はとある打ち合わせに出た後、出渕裕さんと焼き肉食べてたりしてました。今日は夕方まで一日原稿書いてるつもりです。
さて今回は、こないだ米版DVDで見た、ちょっと変わったアメリカ映画の話を書いてみたいと思います。
BRICK(ブリック:煉瓦)というタイトルの、高校生が主人公のハードボイルド・ミステリなんですけど、これがちょっと普通じゃないのは、舞台が高校で、登場人物たちも主人公を含めてほぼ全員が高校生でありながら、お話自体は、いわゆる典型的な「ハードボイルド」のお約束にそのまま則っているという点です。
主人公の高校生は、学内でちょっと浮いた感じの男の子。彼に、突然元ガールフレンドから助けを求める電話がかかってきます。
気になった主人公は、彼女を捜すんですが、誰も居場所を知りません。そして、ついに彼女が一人で死んでいるのを見つけてしまいます。
彼女の死体を隠した主人公は、彼女の死の謎を探るべく、電話口で彼女が口走った意味不明の言葉(タイトルの「ブリック」はそのうちの一つ)を糸口に、学園内にはびこる麻薬と、それを供給している不良たちのコネクションの中に、単身飛び込んでいくのでした……。
というストーリーなんですけど、この主人公のキャラクターがおもしろいんですよ。
もじゃもじゃ頭にメガネの優男で、ちょっと見は「おたく」だし、口が達者な頭脳派でありながら、ここぞというときにはガンガン相手をぶん殴る武闘派なところが新鮮なんです。
なんせ、明らかに分の悪い相手に、正面切ってケンカしてのけるシーンが何度も出てきて、しかもこれが妙にリアルなケンカで、いわゆるアクション映画の「殺陣」みたいじゃないところが良いんです。
そのうえ、内省的なモノローグとか、誰も信じず、事件の裏の裏を読もうとする態度とかは、まったくもってハードボイルド小説の私立探偵そのもの。教師はもちろん、周りの学生たちも全然信用しない一匹狼(唯一の相棒は、情報収集屋のおたく少年のみ)っぷりも、実にかっこいい。
この、見た目と行動や思考様式とのギャップがすごく新鮮で、ちょっと新しい青春ヒーロー像を見た気がしたのでした。
中盤から登場する不良のボスも、変なマント着てかっこつけてる癖に、親と一緒に住んでて、クッキーとか出してもらってたりしてるのが実におかしくて良かったりして。
もっとも、向こうじゃ「こんな高校生いないよ」とか「ハードボイルド小説のプロットをむりやり高校にはめ込んでてリアリティに欠ける」とかいう批判もあるみたいですけど、ある程度キャラが現実より背伸びしてるところを認めないなんて言い出したら、ライトノベルとかヤングアダルトとか読めなくなっちゃいますしね。
だいたい、「高校生がこんな犯罪を犯すのか?」という批判も、今どきの新聞記事見てたら、そんなこと言ってらんないだろうと思うし、正直なところ「のんびりした地域で育ったんだねえ」と思っちゃいます。
確かに、暗いオチも含めて、見事なまでに正統派ハードボイルドのプロットを忠実に再現してるんですけど、それを学園ドラマの枠の中でやるという試みを評価できない人には、確かに厳しいかも。
といっても、私としては、思いっきり現実離れしたファンタジーが展開される大抵の日本の青春ドラマなんかと比べたら、断然シビアでおもしろいし、駐車場での1対1のケンカとか、校舎裏でナイフを持った不良から必死で逃げたりとかってシチュエーションが、妙にリアルで良かったんですが。
新人監督の第1作で人気スターが一人も出ていない低予算の作品なんで、日本じゃ劇場公開どころかビデオリリースも難しい気がするのが難点ではあります。
監督・脚本のライアン・ジョンスンは、これが長編第1作となる今年33歳の新鋭(USCの卒業生ですよ!)で、本作が昨年のサンダンス映画祭で注目され、次回作として再来年公開予定の新作(レイチェル・ワイズ扮する大富豪が詐欺師一家に狙われるんだとか)が待機中。
舞台のほとんどを学校内に設定して、低予算で仕上げた本作の次に、それなりの予算とスター女優のセッティングをもらって、どんな映画を撮るのか、ちょっと楽しみです。
ちなみに、アメリカじゃテレビドラマでも、今、この手の現代的な高校生ミステリが放送されています。Veronica Marsといって、タイトル通りヴェロニカ・マーズという女子高校生が素人探偵として活躍するドラマなんですけど、毎回取り上げられる事件はもちろん学校内がメインの舞台で、殺人のような大ネタは少ないものの、どれも立派な犯罪だったりして、ドラマ自体はフィクションとはいえ、なかなかシビアなアメリカの学園生活が垣間見えたりします。日本以上に、アメリカの中学や高校はいじめだ校内暴力だなんだと、かなり大変そう。
主役のヴェロニカを演じているクリスティン・ベルは、絶世の美女とは言い難いけど、かわいい感じの女の子で、そこがまた、話のシビアさと対照的で良いのでした。
こっちは、ワーナーだし、ビデオ化とかCSで放送とか、うまくいけばあるかもしれません。
ところで、常々思ってるんですが、日本のライトノベルと、こういうアメリカの青春ドラマとの最大の違いは、日本では「大人になるのを拒んだり無視したりしてあがいてる」話が多いけど、アメリカは常に「大人になろうとあがいてる」話が描かれてるってことでしょう。つまり、題材は同じなんだけど、話の向いてる方向は正反対だったりするのでした。
いや、あくまでわたしの印象なんで、正確なところはきちんと検証しないといけないんですけど、成熟することを求める社会的な圧力の大小(アメリカの方が圧倒的に圧力が大きい)が、日米のポップカルチャーに大きな違いを生んでいるような気がしていたりもするのでした。
どっちが良いとか悪いとかってことじゃなくて、何かが違うんだってことを前提にして、その違いを許容しあわないと、仲良くできない気がするんですよね。というのは、来年から向こうで生活する、自分に対する自戒だったりもするのでした。
おっと、なんかずいぶん話がずれちゃいましたが、まあ、今日はこのへんで。
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あー、なんか昨日病院行ったらやたら混んでてまいったんですけど、今日は祝日で3連休なんですね。自由業には関係ねー。てか、わたしゃ、今日、打ち合わせが二本立てだったりするんですけど。orz
そんなことはさておき、今日は、昨日もちょっと書いた、先日のSFファン交流会の写真を載せてみます。
この日のテーマは、「ジュヴナイルSFを語る」ということで、第1部ではSFイラスト研究家の大橋博之さんがかつてのジュヴナイルSFのイラストレーターについて語り、第2部では書評家の三村美衣さんとSFファンのタカアキラくんとが自分たちのジュヴナイルSF体験を語るというもので、とにかく皆資料本を山のように持ってきて、うれしそうに語り続けていたのが印象的でした。
実のところ、ひねくれた子供だったわたしは、小学生の頃から一貫して「ジュヴナイル? リトールド? けっ!」てな態度を取ってたんで、子供向けの本はほとんど読んでないんですが、熱心に語っている三村さんたちの話は、毎度のことながら、逆に「知らない世界」がかいま見えておもしろかったです。
ちなみに、ちょうどこのときゲラを見直していたエリザベス・ムーンの解説で、思い出さなくて困っていた『宇宙人ビッグスの冒険』(例外的にこれだけは大好きだったんですよ、子供の頃)のあらすじを、タカアキラくんに事細かに教えてもらって、とってもラッキーでした。その場で直して近所のコンビニから早川にファックスしちゃいましたよ。あぶねーあぶねー。(^_^;;
それにしても、講演者も参加者も『生きている首』の話でやたら盛り上がってましたが、皆そんなに好きなの? ぶった切られた首がしゃべってるようなホラーなSFが?(笑)
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上の写真は、先日、SFファン交流会に行ったときに会った、現SFセミナー事務局長の向井淳くんが着ていたGoogle Summer of Code 2006のTシャツです。
Google Summer of Codeというのは、Googleが主催する学生を対象としたプログラミングコンテストで、日本人でこれに参加してる人はあんまりいないはず。さすが現役バリバリの研究者>向井くん。
元研究者とはいえ、今では自分でプログラミングするどころか、コードを見てもどんなプログラムなのかわからない私としては、Tシャツを自慢する向井くんの笑顔はまぶしすぎましたよ。えーい、悔しいから世界中に向けてさらしてやるぅ!
ま、問題は、自慢してもわかってくれる相手はそうそういないかもしれんということですが。(^_^;;
え、ファン交のほうはどうだったんだって?
それはまあ、また次のエントリーででも。
そういえば、向井くんとは来週末の京フェスで「ニュースペースオペラの潮流」について話したりもする予定なので、もしよろしければ、聞きに来てください>オール。……つっても、わたし、加藤さん、東さんの海外SFおたく三人組のトリプル攻撃に、向井くんが苦しめられるだけという展開になりそうな気もしますけど。負けるな(笑)。
○Google Summer of Codeのページ(英語)
○向井くんのブログ
○SFセミナーのページ
○京都SFフェスティバルのページ
最後に、向井くんの本も載せておきます。
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今日から、本格的にココログにブログを移転することにしました。
バンバン写真載せていくぞー。
というわけで、今日は北浜まで、テルミン・ユニット「and more..」のライブに行ってきました。
and more..は、SFファンダムではおなじみ、阪大の物理の先生でもある菊池誠さんが、去年から小嶋佐織さんと始めたユニットで、京阪神地区で毎月ライブを行っているのでした。
SF映画ファンは、テルミンっていうと、ついついあの「みゅいーーん」という変な電子音を思い浮かべてしまいますが、ほんとはすごく優しい楽器だったりするのです。
菊池さんのロックな演奏と小嶋さんの優しい演奏との対照も、二人のゆるーいMCも愉しく、テルミンの不思議な音が心地よくて、実に楽しい一夜でありました。(^_^)
下記のand more..のサイトには、演奏音源もあったりするので、興味のある人は聴いてみてください。
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